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2004.01.27

言葉

ネットで友人になった方から教えていただいた雑誌「GRAFICATION
特集が常に骨のあるもので読みごたえがあり、連載で結城登美雄さんの文章を読めるのもうれしい。(結城さんの『山に暮らす海に生きる』はすごくいい。)
特集は「ことばの力、方言の魅力」
言語学者の田中勝彦さんと文芸批評家の高橋敏夫さんの対談が冒頭。その中の田中さんの言葉より

神様の与えた言葉だけでは満足できないから、絶え間なく発展させて自分の言葉を見つけていく。言葉は使わされて守るものではなくて、どこまでも絶え間なく破っていくものなんです。そして破れ過ぎると困るからちょっと直したりして、修復しながら使っていく道具なんですよ。

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"Angels and Wild Things The Achetypal Poetics of Maurice Sendak" by John Cech

Myths are temporal constructions. Their intial energy and reason to be belongs to their immediate world and not to some far away past, much as they may draw on images from that past to tell their stories.

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"The European Folktale Form and Nature" by Max Luthi

昔話において最も基本的な要素というのは、その昔話をつくりだした人、語りたい人、そして昔話を聞きたいという人たちの内的な強い欲求である。これらがないと昔話は残っていかない。ただ語るために、昔話の形式を整えることは二の次である。もっとも優先すべきは、心から語りたい、聞きたい、そして何故この昔話が語られたのかという人々の内側の気持ちなのだ。

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コメント

ひろえさん、コメントありがとうございます。セック教授の本はずっと積ん読本で、これも一部教えていただいてメモしたくなった箇所なのでした。引用したのは、現代の神話として、センダックの『かいじゅうたちのいるところ』があるという論の手前の箇所です。
「GRAFICATION」は、本当に特集のしっかりしている雑誌で無料なのが申し訳ないくらい。いつまでも存続してほしい。今回のは、他にもいい記事ばかりでしたよ。

さかなさん、こんにちは。私も田中克彦さんの言語論は好きです。支配言語としての英語のことをおたずねしたことがあったのですが、少数者の言葉は、それはそれでしたたかなものであるし、残って欲しいと思っているとおっしゃって、なんだかとても安心しました。センダック論は、私も昨日、いろいろサーチ中に見つけて、「こんなのが出てるんだー」と思った本でした。紹介されていて共時性を感じました(^^)

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