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2004.02.04

2冊

今日読了するとは思わなかった本。

日常の地平から』長谷川宏著 作品社 装幀・桂川潤
 予備知識なしに読んだ本。読んだあとに、偶然リンク先の紹介を読んだ。エッセイ。哲学者であり、塾で小学生の子どもたちに勉強を教え、ヘーゲルの原書を翻訳するという。夏には長い合宿も開催し、その話がおもしろかった。夜更かしをする中学生にどう規律を伝えるかという、子どもたちだけの会議。前の年に夜更かしした中学生は、次の年に反省した、さて、その反省はいかされたか、などなど。
 
 古典読みには挫折はつきものというエッセイでは、こう書いている。

重ったるく、うっとうしく思えるのは、古典とゆったりつきあえるだけの精神のゆとりがこちらにないからだ。そんなときは古典に近づかないのがよい。古典を敬遠するに如くはない。古典を棚上げして、必要なことや日常の雑事や気がかりなことをしかるべく処理するのがよい。

七人の魔法使い
 今回図書館への返却期限がせまり、次に予約も入っているのでどうしようと思い、読み始めたら一気に読了した。力量ある作家だと思う。原書で読むと、言葉遊びやこめられた意味がもっと楽しめるのだろうと思わせる。人がよくかき分けられているなぁ。なるほど、と裏切りのあるラスト。amazonに読者レビューは★5つ。いまのところbk1には書評0。この差はどこからか。amazonのレビューで、壮大な兄弟げんかとあり、納得しきり。大げんかなのだ、これがまた。

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