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2004.04.24

印象派

ここしばらく、印象派関連の本と縁づいている。『ジベルニィのシャーロット』は今日読んだ絵本。美しい本をつくることでは定評のあるBL出版、そして絵画についも趣のある訳ができる江國香織さんコンビの邦訳だ。1892年、芸術家たちの集まる土地、ジベルニィにシャーロット一家は移り住む。そこでの記録を、親友のリジーからもった日記帳につづったのがこの絵本。印象派の画家が描いた絵が随所に引用され、シャーロットが感じた印象がコラージュの方法で記録されていく。シャーロットは実在人物ではないが、この時代におそらくこういう少女がいたのではないかと思わされる。タイミングよく「モネ、ルノワールと印象派展」をみることができた。光かがやく水面が描かれる様をみていると、この画法は本当に発見だったんだろうと感じられた。みたままを描くことは、当たり前だが難しい。それは絵に限らず文章においても。国土社の美術書シリーズ4冊にも印象派のことは、むろんとりあげられている。『アトリエから戸外へ 印象派の時代』のタイトル通り、印象派の画家たちは、その言葉通り、アトリエから出て戸外で絵を描き、そして美しい場所を求めて、ジベルニィの風景に魅せられたのだろうなとあらためて思った。

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