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2005.05.08

空豆

 よくおじゃまする掲示板でおいしそうな焼きソラマメの話が出たので、わが家もまねっこ。石釜でやっては~とアドバイスいただき、ピザを焼くように火が入っている中でソラマメを焼いてきました。ほくほくにできたソラマメにオルチョをたらし食べると絶品。しあわせ~。ワインと一緒にいただきました。

 読もうと思っていた『チューリップ・タッチ』(アン・ファイン 灰島かり訳 評論社)を読了。アン・ファインは読んできていたけれど、これはなかでも非常にパワーのある物語。情け容赦なく、子どもたちを描いていて圧倒された。

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食べること」カテゴリの記事

コメント

 トモコさん、いえいえ~。常に転校が前提にある学校生活はタフだと思います。子どもさんだけでなく、大人にとっても。新しい風を運んでくれる存在を受け止められる場所が、いつもどこかに確保されていることを祈るばかりです。

こんばんは~♪
そうそう、さかなさんのお子さんのように好意的な子供の存在を否定しているわけではなく、むしろ切望しています。でも、まぁ今まで谷あり谷ありで(笑)同じような境遇で育った恩田陸さんが「目立たないように、でも最初からいたような顔をして」と転校生時代を語っていましたが、うちの子供もそっくり同じことを言ったので驚いた事があります。なんと、人間は厄介なものかと…。

くるりさん
 そう思います。私もそうです。ザ悪の気持ちはしょっちゅう自分の中に巣くってました。子ども時代を終えて大人になってからも。その自分の悪とどうつきあい、飼い慣らしていくかなのだと思っているんです。だから、チューリップやナタリーに嫌悪感と共感と両方を持ってしまう。ただチューリップの方は、痛さが大きいですね。親というふつうの大人より巨大な存在から受けるものは、根深く傷つけているでしょうし、その傷にたいして、マグマのように怒りがあるでしょうから。このマグマを飼い慣らせなくなると、あとは表に出していくしかないし、表に出せないなら、生きていけなくなってしまいます。こんなマジメな問題を書くアン・ファインに感謝。子どもは心から楽しめる物語ときちんとマジメな物語を常に欲していると思います、それは人によっては無意識レベルになるかもしれませんが。

さかなさん みなさん こんにちは。
わたしが『チューリップ・タッチ』が「こわい」「リアル」に思えるのは、多分自分の物語でもあるからかもしれません。チューリップであれ、ナタリーであれ、彼女たちに自分の姿の一片が感じられるのです。チューリップの悪の裏にある悲しみや、ナタリーのチューリップ側にいるときの粗雑さ、そして離れようとするときのある種の残酷さ、それを自覚するときの心の冷たさ。もちろん今も自分の中のどこかにあり、そして子ども時代にはもっと剥き出しで生々しく存在していた「かけら」です。

トモコさん、
 読んでくださってありがとうございますー。トモコさんの目利きも今回読了してから読み直しました。トモコさんが親の視点から読んでいるところが、ツンときましたです。うちの子どもたちは、新しい友だちが大好きなので、転校生が入ってくるといの一番に仲良しになろうとしているみたいなので、どきんとしたんです。神宮さんも評価されているのですね。灰島さんはサトクリフなど、骨太の翻訳をされていますね。

ぶなの木さん
 こんばんは(^^)
 『百まいのきもの』は、『チューリップ・タッチ』とまた質感の違う細やかさがありますね。チューリップの方が心にマグマを抱えているというか、自分の無意識での世の中に対する不満感が強く、それを表にきつく出していると言いましょうか。ひとつの道すじだけでは解決しない複雑なものが、「百まいの~」よりより深くなっているように思えたのは、時代なのか、子どもの年齢なのでしょうか。

さかなさん、こんばんは~♪
本の雑誌のUPもGWだったので少し遅れて拝見してますよ~
『チュ-リップ・タッチ』読まれたのですね。私がこの本を読むキッカケは、当地の図書館主催で神宮輝夫さんの講演会があり、英米の児童文学はどこまでも深く、その例としてこの作品を挙げられていて興味を持った為です。灰島かりさんの訳文についても高く評価されていました。

「チューリップタッチ」は児童相談所に勤めていらっしゃる方が、読んで感想を述べてくれた、と訳者の灰島かりさんが言っていました。私も読みましたが、うーんって感じです。ちょっと「百枚のきもの」を思い出しました。

くるりさん、トラックバックありがとうございます~。つけてほしかったTBだったのでうれしいです。
『チューリップ・タッチ』は迫力がありますね。現役の子どもたちにも共感できるのでは。チューリップにくっついているときは離したがり、いざ離れると、クリスマスの時などは同情を寄せたりする様をナタリーが冷静に分析するところは、私自身共感しました。

さかなさん トラックバックありがとうございました。
実はトラックバックのシステムがよくわかってなくて(^^;) 今日はじめて自分でも設定させていただきました。
あんど、今までいくつかのサイトさんからトラックバックいただいていたのに、気付かずにいたことが何度かあったのを発見(^^;)(^^;)

『チューリップ・タッチ』は、決しておもしろい話ではないですが、わたしの中では生涯の何冊かに入るのでは、というほどの作品です。結論を出してはいませんが、作者が逃げていない、ごまかしのない結末ですよね。そして、やはり、リアルです。

『チューリップ・タッチ』は、ナタリーやチューリップだけでなく、周りの大人の描き方も秀逸ですね。細かなところがすごくリアリティある人間像を描いていて脱帽します。ここに描かれているように、非情な家族なのにもかかわらず、第三者が手をいれるまでにはいたらない隙間にいる子どもたちは、現実どこにもいるでしょうし、その子どもたちの厳しさはひどいでしょうね。でも、ラストの大きな事故(事件?)をまのあたりにした弟のジュリアンの素直な感想がまたリアルでした。この言葉をチューリップが聞いたら、ちょっとうれしかったんじゃないかしら、と。

アン・ファインは本当に一筋縄ではいかない作家ですよね。ひねりが効いて奥深くて。『チューリップ・タッチ』、根っから悪い子、チューリップの哀れさと、いい子であるはずのナタリーの中に芽生えるある意味チューリップ以上の悪やいやらしさがきっちり描かれているのがアン・ファインらしいと思いました。人間の『悪』を描いた忘れがたい作品の一冊です。

はい! 美味でした。ホントに“焼く”って味が凝縮されますよね。かぶの焼きサラダをつくった時も思いましたし、大根を焼いた時も思いました。わが家でも、ブームになりそうです。

私も新物のオルチョを買わなくちゃ~。

ね〜、おいしいでしょ〜。
ゆでるよりも濃厚になるのがいいよね〜。
今年は活躍しそうなメニューです。

それにしてもオルチョ・・・買いに行かなくては。

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チューリップ・タッチ アン・ファイン作 灰島かり訳 評論社  5~6年ほど前に原 [続きを読む]

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