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2005.07.07

ペルセポリス

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『ペルセポリス』I・II /M・サトラピ著 園田恵子訳 バジリコ

 原書はフランス語。その後、英語を含め12か国語で翻訳され、日本では2冊同時の刊行となった。7月3日付けの新聞書評で池澤夏樹さんが、“いくつもの側面をもつおもしろい本”と紹介し、”翻訳も見事だ。短い字数で原文の真意を伝えるという、映画の字幕に似た作業を訳者は完璧にこなしている。”と評していた。
 1969年にイランに生まれた著者の自伝、著者の祖父は先代皇帝の王子の一人であり、父から聞く話、進歩的な母の影響もあり、早くから預言者になりたいと願ったり、戦争や革命について一過言をもつ著者の成長が描かれる。まだ読んでいる途中なのだが、めっぽうおもしろく、つれあいにもすすめたら、おもしろく読んでいる様子。イスラム原理主義がひたひたと伝わり、頭の中をいろいろ考えがうずまきながら、早く読了したいが、急ぎすぎたくもなく、読み返したりしながら適度なスピードで読んでいるところ。

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