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2006.02.27

きれいな色

オンライン書店ビーケーワン:うんがにおちたうし
ピーター・スパイアー(スピアー)の絵本はいつもいつも開くたびにハッとする。色がとにかくきれいなのだ。眠るときに子どもたちに読んだ絵本は『うんがにおちたうし』。物語を書いたフィリス・クラシロフスキー(クラジラフスキー)は『おさらをあらわなかったおじさん』を書いている人で、こちらの絵本は上の子が2歳くらいの時にとにかく繰り返し読んだ絵本。けっこう長いお話なのに、飽きずに「もういっかい、もういっかい」とねだっていた。絵はバーバラ・クーニーで、ほかの絵本とタッチが違うので、この本にかぎってはクラジラフスキー(クラシロフスキー)の絵本という認識をもっていた。

『うんがにおちたうし』は、毎日の生活にあきあきしていたヘンドリカが、うまいタイミングでちょっとした冒険に出かける物語。表題にあるように、うんがに落ちてしまうのだが、それはヘンドリカにとっては願ってもないチャンスになった。カラー、モノクロと交互に絵が変わり、最後に赤い帽子をかぶったヘンドリカがしあわせそうな目をしている。「かわいいねぇ、よかったねぇ」と子どもたちは満足げだった。

初版1967年のこの絵本を訳したみなみもとちかさんは、あかね書房から出て現在はブッキングが復刊した『もしもしニコラ!』の訳者だ。ブッキング版では、時を経た作者と訳者の交流も紹介されている。まちがい電話がたのしい友情との出会いだったという素朴であたたかい物語で、手に入れたいと長く待たれていたうれしい復刊だと思う。

オンライン書店ビーケーワン:おさらをあらわなかったおじさん オンライン書店ビーケーワン:もしもしニコラ!

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