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2006.08.13

読了

オンライン書店ビーケーワン:砂漠で溺れるわけにはいかない

『砂漠で溺れるわけにはいかない』 ドン・ウィンズロウ 東江一紀訳 創元社文庫

読了。 おなじみの出だしに、おなじみの展開。それがなんと心地よいことか。
シリーズ5巻目。原書では1年に1冊のペースで刊行されていたが、日本ではなんと13年半かかっていて、本書での訳者あとがきは少し笑えます。

ニール・ケアリー、免許はもっていない探偵。もっとも、4巻の最後でそれとは縁が切れたはずだったのだけれど。
どのシリーズでも冒頭に登場するグレアムとは血のつながりはないが、「父さん」「息子よ」とよびあう関係。そしてこの2人の関係が、シリーズを通して太い骨格をつくっています。もちろんそれ以外にも、モロモロの事件は常に波瀾万丈で、ニールにとっては災難ではあるのですが、読者にとってもは読みごたえあるおもしろさがあります。私は幸運な(?)ことに、シリーズ4冊でたときに、まとめて読んだので、由緒正しい少年の成長物語になっている、その流れがとてもよく見えてきて、そこに惚れました。

子育てはいつ終わったと思えるのでしょうという、育児に関する質問に、河合隼雄さんが「それは、本当に人を愛せるようになったとき」と、いま本が手元にないのでうろおぼえなのだがそう答えていたことを思い出したのです。
あそこまできたニールが次はどのステージにいくのかと、わくわくしながら今回の5巻を読むと、なるほど、そうなると次はこうきましたか。

それにしても、みなさんこの言葉が好きなのですね(謎笑)。

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