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2007.05.26

日々の読み

『ぼくうまれるよ』(たしろちさと)は、水辺で出産、授乳は水中で行うアフリカのサバンナに暮らすカバの絵本。『ぼくはカメレオン』でデビューした作者による新作で、カバの出産時の表情、生まれてくる赤ちゃんをやわらかく、あたたかく、大事に描いていてすてきだった。聞いていたちびちゃんも「あかちゃん、うまれたね」とじっと眺めていた。

『ぜったいぜいったいねるもんか!』(マラ・ガーブマン文 ニック・マランド絵 おおさわあきら訳)は、寝たくない子どものおやすみなさい絵本。人物はざっくりと、背景は緻密に描き、特に部屋の壁紙がすごくすてき。でもって遊び心もある。描く視点も遠目だったり、ぎゅっと近づいたりでメリハリがあり、読んでいてとても楽しい。寝たくないうちの子どもたちもうれしそうに聞いていた。

『ハンダのめんどりさがし』(アイリーン・ブラウン作 福本友美子訳)は、数絵本。いろんな生き物が1から10の数で登場する。もちろん聞いている子どもも一緒になって数えていた。

『ぼくのだいすきなケニアの村』(ケリー・クネイン文 アナ・ファン絵 小島希里訳)は、『エレーナのセレナーデ』を描いたアナ・ファンが絵をつけている。じいちゃんの牛を見張っていなくてはいけない「ぼく」なのに、ついついいろんな事に気がそれてしまい、ケニアの村めぐりをしているかのような……。配色が独特で、人物の目が印象的なアナ・ファンの絵がよく活かされ、村めぐりを堪能する。「ホジ?」「カリブ!」というスワヒリ語がよくでてきて、子どももすっかり覚えていた。

写真絵本2冊は『みんなおなじ でも みんなちがう』と『ぐるりんぱっ』。前者はソラマメや貝など、同じものでもそれぞれ違うということをよくわかるような構成。ちびちゃんのお気に入りはうずらの卵。恐竜の卵みたいだから、とのこと。後者は、シダの葉が閉じているところと開いたところ。シダにもいろいろあり、ふわふわしていたり、ちょっとグロテスクだったり。ちびちゃんは時々「これはなんかこわい」と言いながら興味津々だった。

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コメント

shokoさん

レスが遅れてすみません。いつも読んでくださり、TBもありがとうございます。アナ・ファンの絵とともに、小島さんの訳文もいいですね。フリーダ、知名度ある方だと思っているのですが、違うかしら。。。

ふふ、わが家のスペイン語版は私のドジのせいですが(笑)。

こんにちは。
こちらでアナ・フアンの絵本、私も読みました。というわけで、トラックバックさせてくださいね。
今度はアフリカですね。やっぱり、この方の絵、好きです。

こちらの過去の記事で、"Frida"もどこかが版権を取っているのをさっき知りました。無謀にも持ち込みなど考えていなくてよかった?!
フリーダはすごい人だけれど、日本での知名度はどうなのでしょう。映画にもなってるので、最近はいいのかな。いつどなたで、でるんでしょうね。楽しみです。
(さかなさんもスペイン語版をお持ちなのですね。うちのと同じ~)

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『エレーナのセレナーデ』で、すっかり気に入ったスペイン人画家、アナ・フアンの新しい絵本がでました。前作は、メキシコが舞台でしたが、今回はケニア。でも、どちらも素敵です。 ぼくは朝おきて、かあさんの小屋でともうろこしのおかゆを食べた。母さんがぼくにい...... [続きを読む]

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