鬼
ちびちゃんの園では一足早く、豆まきをしたそうです。朝から豆を煎り、その匂いにつつまれて登園。わが家の3人さんは、みな、この時期に園の節分で鬼の話を聞き、毎日がスリリングになります。トイレにひとりで行くのはもってのほかで、物音にも敏感。いま、鬼がきた?としょっちゅうこわがるのです。それなのに、その時期を過ぎた兄さまたちは、それは妹たちには冷たく「こわくないよ、鬼なんてこないよ」とちびちゃんの怖さにまったくつきあう気がないようで。彼らも、この時期は私がゴミだしに行く時にですら、ついてきて、「いや、念のため」とか言っていたのです。
それでも、園に来た鬼退治をしてもちびちゃんは泣かなかったらしく、今日は誇らしげ。兄さまたちは当時泣いていたのに、がんばりました。
わが家の鬼絵本では赤羽さんのが人気です。以前にも書きましたが、残念ながらいまは入手がむずかしい『鬼のうで』(偕成社)は、とてもとても怖いです。読んでいる私もぞくりとする。語り口の美しさ、絵の美しさ、それが怖さをそそるのです。ぜひ手にとって読んでみてください。
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