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2008.05.10

特別賞に

 第12回手塚治虫文化賞の特別賞に「大阪府立国際児童文学館」が選ばれたニュースを聞き、タイミング的にも、存続のはずみがつきますよう!と心底願う。
 受賞理由は「 貴重な資料となるマンガや児童書の収集と、こども文化の総合的研究などの四半世紀に及ぶ活動に対して」とのこと。
 多大なる負債を抱えて、どれを存続させていくかの決断はそこから遠く住む私にとっても難しいことは理解できる。廃止の危機にさらされているどこもが、存続にかけて様々な行動をとり、支援する人たちも自分たちの立ち位置から応援している。子どもに関わることは、いずれもすぐに利益や結果の出にくいものが多い。子どもたちの――まだ見えないけれど信じたい未来への投資のために、存続を心から望みたい。

(追記 2008/05/11)メルマガ児童文学評論より転載

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■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■【児童文学評論】  たびたびすみません。                            1998/01/30創刊    今号の発行部数3281部                                 kids@hico.jp〔児童文学書評〕 <http://www.hico.jp>■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 もはや、オオカミ少年状態ですが、署名用紙の提出予定日が延びましたのでお知らせいたします。提出が19日以降となりましたので、十七日をめどに送ってくださっても大丈夫です。

 日本書籍協会(出版社の団体です)は、五月一日に、副知事に面談し要望書を提出し、意見を述べました。 以下、その内容をお知らせいたします。 児童文学館がどのようにして維持され、発展てきたかがわかります。 ブログなどで紹介していただければ嬉しいです。(ひこ・田中)

------------------------------------------------------------------2008年5月1日

国際児童文学館の存続について 社団法人 日本書籍出版協会

● 日本書籍出版協会(書協)について

・日本を代表する出版社団体。1957年3月創立。現在会員472社。

・出版事業の健全な発達、文化の向上と社会の進展に寄与することを目的とする。

● 書協と国際児童文学館との関係

協会所属の出版各社は、国際児童文学館の趣旨に賛同し、開館以来24年間、発行図書の寄贈などの支援を行い、その発展に尽力してきました。

会員出版社 約250社が 図書・雑誌 約8,000点(年間)を寄贈

  【参考】年間収集資料点数 約15,000点

  うち寄贈 約9,000点(約2,100万円相当、出版社・個人・機関)

<寄贈について>

・出版社がこのような形で寄贈しているのは、全国で国際児童文学館だけです。

・図書館には、寄贈していません。

・存続されるならば、引き続き、協会を挙げて支援させていただきます。

<理由>

国際児童文学館は、図書館と大きく異なる機能と役割を持っている。

・資料は、児童文化財として、発行したままの姿で保存、次代に引き継がれる。

・資料を元にした研究は、出版社にとっても参考になる。

・寄贈した資料は、子どもの読書活動推進に活かされている。それは、全国のモデルとなる。

● 大阪府に望むこと

行政の継続性、公の責任を考えていただきたい。 協会所属の出版各社は、設立主旨と役割に大きな期待を寄せ、大阪府と同館の要請に応えて本の寄贈の支援をしてきました―

子どもたちの読書環境の整備に向けて、大阪府の計画においても、国際児童文学館は重要な役割・機能を担うことが明記されています―

国際児童文学館は「官民協働」の仕組みを構築している先行事例です。 同館の実質的な事業費約3億円(企業の協賛事業費等を含む)のうち、3分の1は民間等によるものであり、人的、知的な協働作業など支援・協力によって運営されています―

5年後、10年後を考えていただきたい。 「大阪の未来をつくる」中に、子どもの未来に特段の配慮をいただきたい。

一度失ったものは、二度と戻ってきません―

国内、国際的な観点から国際児童文学館の意義を考えていただきたい。 府民、国民の貴重な財産です―

わが国の児童文学研究、読書推進活動の中核施設である大阪府立国際児童文学館および財団法人大阪国際児童文学館の存続と充実を強く要望します。

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