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2008.12.29

雑誌雑感

 「考える人」の特集は須賀敦子さん。少し前の「芸術新潮」でもとりあげられていて、どちらも同じ編集人。写真はひたすら美しかったけれど、読み物としての手応えは期待以上のものはなく、今回はどうだろうと思っていたのだけれど、「考える人」の特集はとてもよかった。妹、良子さんのインタビューは身内ならではの話が、内々にとどまらず読ませる内容になっていた。引き出し方がよいのだろう。

 この号では、黒川創氏の連載に楽しみが見いだされ、3号前から読み返している。連載はなかなか最初から読むことがない。おもしろかったら、次が出るまで悶々としそうで、特に「考える人」は季刊なので間があいてしまうこともある。とはいえ、話はまったく変わるが「asta*」で連載している方波見氏の作品は一度読み始めると、もったいなくて、新しい号が届くと、古い号のをようやく安心して読んでいる。月刊だからできること。

 今年読んだ今年の創作小説では黒川氏の『かもめの日』がとてもとてもよかった。「思想の科学」以来、この方の文章は読んでいるのだ。「考える人」の連載も心待ちになってきて、こうしてまた定期的に買う雑誌が増える。

 最新号の「エスクァイア」では様々な人の本棚が公開されているのだが、こういうのを見ると、来年もがんばって働いて本をおけるスペースをつくろうと目標ができる。

 今年もあと2日、か。

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コメント

あけましておめでとうございます。
今年初コメントです。

「エスクァイア」の本棚は棚の中身だけでなく、実務的にどんな棚がつくれるかという所に踏み込んでいておもしろかったです。読んで損はないと思いますよん。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さかなさん、こんにちは。
海外に住んでいる故、日本の本の情報はインターネットを頼りにしていますが、さかなさんのブログに出会えて本当にうれしかったです。知らなかった本、雑誌やサイトもたくさん知りました。元々人の本棚には興味津津ですが、今「古書店めぐりは夫婦で」という本を読んでいて、なおさら本棚が自分の中のキーワードになっているので、このエスクァイアは注文しようかどうか考え中です。

ぶなの木さん

こちらこそ、今年もたくさんのコメントありがとうございました。
お会いできなくても、こうしたネットを通じて交わりをもてるのはとてもうれしいです。ぶなの木さんにはいつもおいしい食べ物や、たのしい本を紹介していただけるので、来年もぜひぜひ声をかけてくださいね。

これから帰省なのでしょうか。わが家も今日の夜くらいから、だんだんお正月料理の準備です。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

さかなさん。
おはようございます。
今年もさかなさんに、美味しい食べ物、素敵な本、たくさん教えて頂きました。
感謝、感謝。
おかげで、いつも世界が広がって、楽しいです。
来年も、さかなさんと、ご家族が、しあわせでありますように、祈っています。
来年も楽しみにしています。

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