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2009.04.05

森の写真動物記/草食獣と肉食獣

森の写真動物記〈7〉草食獣(そうしょくじゅう) (森の写真動物記 7) 森の写真動物記〈8〉肉食獣(にくしょくじゅう) (森の写真動物記 8)
Amazy

 宮崎学氏による、森の写真動物記全8巻の最後の2冊が刊行されました。草食獣と肉食獣。どちらの動物写真も目が離せないものばかりで、子どもたちも、自分らで無言で読んだあと、一緒に読もう!と持ってきました。

 草食獣で紹介されているのは、ノウサギ、カモシカ、シカの3種類。「日本の山野には、ほとんど植物だけを食べてくらすほ乳類がいます。彼らを草食獣といいます」
 これらの動物の生態を通して、みえてくる自然保護。解説に書かれた下記の引用はとても大事なことだと思えました。

 自然保護というと、ある特定の動植物を守ることだけを考えがちです。しかし、数がへった生きものを守ることも「自然保護」なら、特定の生きものがふえすぎないようにすること、場合によっては殺すことも、「自然保護」といえるのです。

 肉食獣では、キツネ、タヌキ、イタチ、テン、オコジョが紹介されています。肉食というのは、とてもインパクトがあります。死んでいる大きな動物を小さい動物が、文字通りむしゃむしゃ食べ尽くすのです。本書では、足のケガで衰弱して死んだシカを食べる、タヌキの家族、テン、キツネの姿が。おなか、内臓、後ろ足、前足の順に食べられ小さくなり、6か月後には、すべてなくなります。そこから、日本における肉食獣の役割などが語られていきます。

 すばらしい写真とともに、生き物に対する真摯な語りは、日本の森、森に住む動物に深い思考を促されます。子どもと一緒に読むことで、大人の感じることも多々あり、この8冊はこれからも読み返していきたい本です。

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