« 2014年8月 | トップページ | 2014年11月 »

2014年10月

2014.10.18

本と本屋とわたしの話

1410182

このブログを通じて
読ませてもらっていて「本と本屋とわたしの話」
本を心から楽しんでいる人たちの文章は
熱すぎず(?)、心地よい温度で保たれている感じがいつもしています。

声をかけていただき、
この7号では拙文が入っています。

やはりこのブログで交流した
モンゴルの詩人ボヤンさんについて書きました。

1410181
小説や随筆に綴られた本の話を紹介するコラージュのページ。
引用された本が読みたくなるセレクトです。

ドストエフスキーの『貧しき人々』(木村浩訳・新潮文庫)
串田孫一『山のパンセ』(岩波文庫)
北村薫『六の宮の姫君』(創元推理文庫)

本の話では
子供の時間はゆっくり過ぎていく――
そうだよなあと、共感しながら読みました。
好きなこと三本柱を給食の「三角食べ」のように日々繰り返す、
しあわせを言葉にするとこんな感じと思えます。

古本屋さんで耳を澄ませばという漫画は、
私もついつい他の人たちの会話に耳を澄ませることがあるので、
わかるなあとまたも共感。

編集人さんの本の話――
居留守文庫さんが紹介されています。
古本市にいつかおじゃましてみたいです。

読むといつも「たのしかった」と満足いっぱい。


今回は参加もさせていただき、本当にうれしかった。
ありがとうございます。

2014.10.13

若い寡婦たちには果物をただで

表紙がめちゃくちゃかっこいい!
そうケースケ(次男)がいうので、
寮生活のお伴にもたせました。

3人の子どもの読書傾向は
あたりまえにさまざまで
長男は割と私と好みは似ていたのだけれど、
最近は柔道が忙しくてあまり読めない状態。
高校生の次男坊がこの連休で帰省した時に
学校の授業で好きなもののプレゼンがあり、
本の紹介しようと思う、と。

最初は↓をと考えていたらしい。

いまは品切れのこの本、
長男も好きで、
年齢がタイトルに入っているせいか、
この本は大学生活には持っていかず、
高校生ボーズが持っていったのでした。

あおるような表紙とは反対に、
14歳のナイーブさが丁寧に描かれていて私も好きなこの作品なのですが、どうしたって、刺激的なので、紹介するのはむずかしいかなあと思っていたら、

「若い寡婦たちには果物はただで」の短篇にすると。


この短篇集の中ではいちばんよかったらしい、彼にとって。


つれあいもそういっていたのです。

「若い寡婦たちには果物はただで」


きつい内容なのですが、さて、彼はどのようにプレゼンするのか。


遠いところにある高校なので私は直接行けないのがざんねん。

ローマ環状線、めぐりゆく人生たち

「大いなる沈黙」を観たあと、その日のメインの用事まで時間があり、
もう一つ映画をみた。

「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」

この映画を選んだのは、「大いなる沈黙」と同じ映画館だったこと。
重いスーツケースをひきずりながら次の映画館に行くのは億劫だったこと。

ドラマよりドキュメンタリーがみたかったので。

去年、一昨年と、食の仕事でイタリアに行き、
このローマ環状線をちょこっと通った。

一昨年はちょっとしたトラブルで、
真夜中、知らない家族の車でここを走った。

映画は植物学者が気の音を聞く様、
没落貴族が住んでいるお城を日々の食い扶持のために貸し出す様、
ウナギ漁師が後継者がいないことを嘆く様、
救急隊員が仕事の合間に老親を介護する様、

それらは特別ではなく、彼らのふだんであり、
淡々と日常が描かれて、

ドラマティックではないせいか、
「大いなる沈黙」でも両脇の人がすーすー寝ていたが、
この映画の両隣の人もすーすー寝ていた。


とても楽になれる映画で、
私は寝ないで最後まで楽しんだ。



大いなる沈黙へ

 先月東京に行った時に映画を2本みてきました。
 「大いなる沈黙へ」
 グランド・シャルトルーズ修道院を舞台にしたドキュメンタリーです。
 ナレーションも入らず、時々早回しで一日の空のうつりかわりがみられる以外は
 基本的に修道士たちの祈りの姿がうつされています。
 祈りの言葉と自然の音、風や雨以外は
 ドラマチックな展開もありません。

 当然、両隣の方たちは時々すーすーと寝息をたて、
 私もふっと意識が遠のきそうになることもありました。

 それでもただただ祈る姿に気持ちがついていくようになったのです。

 パンフレットをみると
 修道士の一日は
 23:30に起床。
 その後、3時まで礼拝堂で祈り、
 3:15に就寝。
 6:30に起床し、また祈りの日課がはじまります。

 新しい修道士が入るところから映像は始まりますが、
 自分たちが希望して修道士になろうとしても、
 多くは自らまた去って行くそうです。

 たしかにこの静かな祈りの世界が自分のものになるには
 覚悟以外になにか必要なものがありそうにも思えます。

 礼拝堂では他者もいますが、
  ひとりでいる時間はあっとうてきに多く
 食事もひとり。

 祈る、祈り、祈る。

 パンフレットも映画の字幕も、
 翻訳の部分は私にはすこし難しく、
 しっくり理解はできていないのですが、

 この静かな映画はとても楽しめました。



 
2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

Google



  • ウェブ全体から検索
    ココログ全体から検索
    1day1book内検索