アンデルセン

                                             
月蝕島の魔物  ミステリーYA! メンデルスゾーンとアンデルセン

おもしろかった! 実は機会がなくて読んでいなかった、理論社のミステリーYA!シリーズ。アンデルセンとディケンズも登場するという豪華(?)な登場人物に惹かれ読み始めたら、YAというか、子ども向けのおもしろいエンターティンメントになっていて、心から楽しんで読了。アンデルセンとディケンズは実際にも交流があったらしく、『メンデルスゾーンとアンデルセン』(中野京子著/さ・え・ら書房)にも書かれています。こちらも、あわせて読んでみたのですが、音楽家メンデルスゾーンの背景を、これまた初めて知りました。それにしても、どちらの本でも、メインの人物ではないアンデルセンの人間くさいこと。自伝も積ん読だったのですが、急に人間にも興味がわいてきました。いままでは、美しいアンデルセンの物語を読むだけで満足していて、書いた人にはさほど興味をもっていなかったのです。

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バス本

風花

 高速バスにゆられながら熟読。不思議なことに、この2日間で人と話したキーワードは夫婦、家族が多かった。この本がスタートだったようで、おもしろい共時性。
 『風花』は『真鶴』でステージのあがった感ある川上弘美さんの新作。夫婦小説です。今月の「すばる」で、江國香織さんの夫婦小説対談をされています。長く暮らす夫婦という、家族の最小単位。日常も非日常もひっくるめて、関係をもちつづけることについて読ませてもらいました。

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堆肥づくり

ひと目でわかる!図解「生ゴミ堆肥」ですてきに土づくり (ひと目でわかる!図解)

 コンポストなどは使用せずに、いままでも庭の土で生ゴミとあわせながら、土づくりをしていた(つれあいが)のですが、虫もけっこう出てくるので、今回はこの本で堆肥づくりに挑戦してみることにしました。お米は毎日精米器で五分づきにしているので、ぬかも手に入るし、生ゴミも日々の食事づくりから出てきます。さてさて、うまくいきますか、楽しみです。

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小さい本

 ハワイの妹が来月実家に帰省するので、その時までに小さい本でいいのがあれば送ってというリクエストをもらう。今年のお正月にうちに来た時にも数十冊もっていってもらったのだけど、持ち帰りには小さい本=文庫本が便利らしい。ハワイでも文庫本の方が喜ばれるんだよと妹が言っていた。
 みつくろうために、読みたかった『ちなつのハワイ』を読み始める。ジャイブ文庫はYA好きにはうれしいラインナップがずらり。10年くらいまえに、別の版元から出ていたものが、またきれいにお化粧しなおして登場している。『ちなつのハワイ』も前は教育画劇からでていて、オンライン書店を検索すると、いまも入手できそう。最初に書いた時はボツになり、しばらく手元に置いていたら、出る「時」がきて、刊行されたというエピソードがあとがきにあった。
 ちなつの両親はケンカばかりして仲が悪い。なりゆきで家族旅行でハワイに行くことになったが、やっぱりケンカがついてくる。そんな時、ちなつには日本にいるはずのおばあちゃんに会って……。
 大島さんの文章は肌触りのいい感じ。さらりと読みやすいのだけれど、ちゃんと胸につんと届く言葉をもっている。ちなつの兄ちゃんもいい感じだった。

 続けて、こちらは少し前に出た『ぼくらのバス』を読む。今度は兄弟の話。図書館バスの管理をしていた方が亡くなり、荒れ放題になっていたところを、兄弟があれこれ手をいれて……。
 こんなバスがあったらいいだろうな。突然の侵入者も物語のアクセント。私も本を置く場所と読むだけのバスが欲しい。

 『やがて目覚めない朝が来る』は文庫本じゃなくて単行本。やっぱり心地よい文章で紡がれているのだけれど、迫力があります。ざらりとした気持ちになりながらも、吸い付くように読んでしまった本。これは昨年出た11月に読んでいて、ほかの本を読みながらこの本のことも思い出した。

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Gravett の新刊絵本

The Odd Egg

 つい画集を買うような気持ちで、Emily Gravett の絵本は新刊がでるとたまらなく欲しくなります。今回も Book Depository にて。24時間以内発送本はとにかく届くのが早いです。

 今回のテーマはへんてこたまご。周りの鳥がみな卵をあっためているのを見てうらやましくなった、アヒルがどこからか、卵を見つけて自分も孵そうとします。ほかの卵から雛がどんどん出てくるのに、なかなか卵から音がしません。そしてようやく……。

 Gravett らしい、遊び心あるつくりはいつものものですが、欲張り読者はもっともっとと思ってしまいます。ん、でも、今回もきれいな絵には満足。

 Gravett 絵本ではありませんが、こちらのそれは美しいたまご絵本(ほるぷ出版)もおすすめです。

たまごのはなし―かしこくておしゃれでふしぎな、ちいさないのち

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発表

 今日は第21回三島由紀夫賞と山本周五郎賞の発表日。三島賞は『かもめの日』(黒川創/新潮社)を期待していたのだけれど、受賞は田中慎也著『切れた鎖』。
 山本賞の方は今野敏著『果断』、伊坂幸太郎著『ゴールデンスランバー』。
 『ゴールデンスランバー』以外は未読。『切れた鎖』は今年の川端康成賞もとっているので、読まなくては、余裕ができれば。

 夕方は小学校の役員会。1年間のレジュメがとじられたファイルを読むと、すでに次年度の役員選考までの予定まで入っていて、はじまったばかりだけれど、すでにゴールも記されているのだな。とはいえ、もちろん、ほんとうにはじまったばかり。

 夕飯の京都カレーを食べるのに、五分つきごはんに黒米と六穀米もいれて、モチモチしたごはんにした。おいしい、おいしい。京都が隣だったらいいのに。実はお昼ごはんも、玄米に黒米をまぜてGABAモードで炊き、カレーで食べている。これは他の家族に内緒。ひとりプチしあわせランチ。へへ。

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2冊

 若干の体調不良もありで、決めた自己ノルマをなかなかはたせていない読み方なのですが、それでも、休まずとにかく読む、読む。

 合間に2冊読了。1冊はPTAに関していつも興味深い視点を提供してくださっている作家の川端裕人さん(著者blog)が聞き手による、前和田中校長の藤原和博さんのインタビュー本。『バカ親、バカ教師にもほどがある 子ども化すう大人たち』(PHP新書 ISBN978-4-569-69946-2 本体720円)は、タイトルはいまどきの少々あおり気味ではあるものの、藤原さんがよく発信されていた、公立学校での教育、子どものためであることを理解させるための説得する言葉などがコンパクトにまとまっています。説得する言葉については、とても共感しました。学校でも園でもそうでしたが、聞きたい事に関することで、納得できる説明を得られることは非常に稀です。できないことができない理由を、きちんと言葉化してもらえない不満を常に抱えている中で、「言語能力を上げるためには」、「あいまい領域の言葉をなくそう」というのにも納得です。

 もう1冊は『自閉症裁判』(佐藤幹生著 ISBN978-4896918984 洋泉社)。同じ著者による最近出た『裁かれた罪 裁けなかった「こころ」』を先に読んでいたのですが、こちらもガツンときました。『裁かれた罪~』の方が、高機能自閉症について深く細かく書かれていますが、『自閉症裁判』では、もうひとつの家族についても真摯な取材による記事が胸を打ちます。佐藤幹生さんは、ご自身の編集で雑誌「樹が陣営」(著者サイトLink)もつくられていて、こちらもいつか読んでみなくてはと思っています。なんといっても、最新号の33号では、中井久夫さん特集ですから。

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まだ落ち着かず

 4月になり、また追加予防接種の知らせが届く。中学生になっても続くのね。国の方針もいろいろ変化するらしい。上の子の時に、予防接種についてはいろいろな本を読み、接種について考えて考えた。いまは、元気な時であれば、予防を受け入れようと思っている。接種前と後の観察を怠らずを肝に銘じて。
 とはいえ、ちびちゃんは、なかなか接種のタイミングがつかめず、いまだ終わっていないものがあり。なんとか、この1年以内にめどをつけたい。

 新聞に大野明子さんの『いのちを産む』についてのミニインタビュー記事が載っていた。赤ちゃんの写真も1枚だけ紹介されていて、その表情をみていると胸がいっぱいになってしまう。私も大野さんの本、『分娩台よ、さようなら』にはお世話になった。何度も何度も読み、自分のお産にのぞんだ。大野さんにとりあげていただいたわけではないが、地元で自宅でいいお産ができたのは、子どもがおなかに入った時にこの本を紹介してくださった方と大野さんの本のおかげだと思っている。お医者さんや、誰かの人まかせにすることなく、自立して産むと向き合うことを教えてもらった。

いのちを産む―お産の現場から未来を探る

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本のあれこれ

ボクシング・デイ

 あれこれの文学賞が発表になっていますね。先日感想を少しだけ書いた『ボクシング・デイ』が第18回椋鳩十児童文学賞を受賞。この賞は、新人作家の初版本を対象にしたもので、鹿児島市が、児童文学者椋鳩十氏の功績をたたえて設立した賞です。過去の受賞者には、ひこ・田中さんの『お引越し』、森絵都さんの『リズム』、風野潮さんの『ビート・キッズ』、安東ゆきえさんの『天のシーソー』らが受賞。樫崎さんも受賞された講談社児童文学新人賞(樫崎さんは佳作)された香坂直さんも受賞されています。
 たいていは、受賞した作品が磨かれて単行本になるものですが、樫崎さんの場合は、書き下ろしで単行本デビューし、今回の受賞。かならず、次の作品を書かれる方でしょう。

熱風

 上の子が、以前に比べるとグンとスピードアップして本を読むようになり、『熱風』(福田隆浩)もあっというまに読了。読んでいる間も「この試合、すごいな。ぜったい結果を教えないでね」と私と感想を言いあうのも牽制されたほど。翻訳ものを読むことが多かったのだけれど、創作ものでは、これほど集中して楽しんだのは初めてかもしれません。聾学校に通っている少年のテニスを通した成長物語。小気味よい仲間でありライバルでもある友人との出会いもあります。なにせ試合が読ませます。テニスをしたことはないのですが、その試合運びは気持ちをゆさぶられました。ひとつひとつの描写が深く丁寧なので、汗が流れるそのシーンひとつも目の前に浮かぶようです。ちなみに本書は第48回講談社児童文学新人賞佳作作品。

 息子は読んだあと、少し興奮気味に「おもしろかった! ねえ、この続き出るよね?」と聞いてきました。ぜひ書いてください>福田さん!

 いろいろなレーベルが創刊されていますが、ポプラ文庫[サイトLink]が創刊されました。PR誌「asta*」は銀の帯つきで創刊を祝しています。さっそく『今朝子の晩ごはん』(松井今朝子)を入手してきました。解説は荻尾望都さんのマンガ付きという豪華さ。
 

 それから、今号の「asta*」に『食堂かたつむり』の小川糸さんの新連載が始まりました! タイトルは「喋々喃々(ちょうちょうなんなん)」。著者サイトによると、喋々喃々は、「 男女が楽しげに語り合う様子という意味の言葉」だそう。おもしろそうなにおいがしてくるお話に、これからの展開おおいに期待。読みのがさないよう、定期購読はこちらから[サイトLink]。

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たくさんの感謝をこめて

ミルン自伝 今からでは遅すぎる

 2日午後とのこと。びっくりしました。

 たくさんの物語を翻訳してくださり、私も子どももどれだけ、その喜びをわけていただいたことでしょう。ありがとうございました。ご冥福を心よりお祈りします。

 子どもの本とともに、ミルン自伝の『今からでは遅すぎる』もとても心に残っています。もっともっと、子どもの本を見守ってほしかった。尽きぬわがままです。

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読む

新潮 2008年 02月号 [雑誌]

 「かもめの日」(黒川創)を雑誌「新潮」で読む。井上ひさしの「ロマンス」を観ていたのもよかった。チェーホフの「かもめ」がどちらにもながれている。ここしばらくの本読みは、なかなか響くものがなかったのだけれど、「かもめの日」はじっくりと読むを堪能できた。

 『ボクシング・デイ』(樫崎茜)読了。つい最近レンタルDVDで観た「めがね」の時に持ったた思いがある。きれいで心をほぐされるやわらかい世界をたのしく受容したのだけれど、そこにいる人たちの人間味があまり感じられない。人間味が描かれているかのように見えたのだけれども。『ボクシング・デイ』は著者の書こうとしたものの愛情は強く感じられた。けれど、自己完結しすぎているような。もっと他者を意識したところがほしかった。

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いろいろ

ユリイカ 2008年3月号 特集=新しい世界文学
青土社 (2008/02)
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「ユリイカ」をなかなかじっくり読めないのだけれど、桜庭一樹さんが、「世界文学」から「文学世界」への鼎談(若島正×管啓次郎×桜庭一樹)の中において、私の三冊にマンローの『林檎の木の下で』をあげていて、うれしくなった。『イラクサ』とはまたテイストの違う、自らの歴史、血族を描いた連作短編集は昨年のマイベスト本の一冊。

この鼎談のあとの記事「新しいブーツとすり切れた批評 現代英語圏小説における資本と倫理」(武田将明[著者blog Link])を読んでびっくり。2007年度のブッカー賞を受賞したアイルランドの作家アン・エンライトの賞金の使い道と、ブッカー賞候補作に選ばれる前の作品が売れていた部数は、834部だけだったこと。候補になり、見事受賞し、会見の日までに売れたのがトータル3252部。(追記)ブッカー賞の効果で250倍もの売上があったという。(誤解を生む書き方でした。引用するとこのように書かれていました。「二〇〇五年に受賞したジョン・バンヴィル『海に帰る日』は二五万部に達したそうだから、ブッカー賞を獲ることはエンライトにとって250倍の売り上げを意味すると言ってもよい」>ご指摘ありがとうございました、武田様)4冊のフィクションを書いていた中堅作家の新作も、賞の前には1000部に届かないという記事には、うーん、うーんと呻ってしまう。この記事がおもしろかったのは、売れないのはなぜ?という読み手の私の気持ちを見透かしたように「しかし、自力で千部も売れないなんて、単に詰らないからではないか、と疑って読んでみると、決してそうではない」と続くところ。知りたいことが的確に書いてありました。でもでも、小説は、売れないのだなあ。ゼイディーの作品がベストセラーになる国でも、なのですね。

→武田様より教えていただいた Guardian の記事[Link]

ここしばらくの読書本は、『熱風』。めずらしくも地元の書店にあったので即入手、読了、感想は後日。『マイカのこうのとり』はドイツの児童文学。ラストには、ほうっとため息が出た。いせひでこさんの挿絵もすばらしい。『新世界より』上下巻一気読み。読ませます。本筋ではないが、人間と同じ数の染色体をもつのがオリーブの木だということを初めて知った。よしながふみの『きのう何食べた?』1巻もようやく入手して読む。炊き込みごはんを食べたくなりまする。ごぼうの入った炊き込みごはん、美味しいんだよなあ。

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エレクトラ―中上健次の生涯

エレクトラ―中上健次の生涯  

 ごつごつして、なかなか読み進められなかった。もう最後まで読めないかなと投げ出しかけたのだけれど、風邪をひいて布団の中にいる時に読み始めたら、カチリとはまった。一作も読んだことのない中上健次の生涯を書いた評伝に興味をもったのは、「考える人」の編集長が発行しているメールマガジンでとりあげていたからだ。[Link]
 被差別部落の出自をもつということも、この本で初めて知ったことであり、妻も娘も作家になっていることも初めて知った。つまり、何の先入観もない作家の評伝だったのだが、作家であることが自分(中上)であることである――それが伝わってきた。
 不幸は経験しなくていいのであればそれにこしたことはない。まして、出自など、自分で選べる術もない。いつも思うが買わなくていい不幸が一般的なのだ。重たいものをいくつも抱えて生きてきたものを、書く、小説にする、詩にしていくことができたのは、幸福だったのだろうか。
 出会った編集者たちが中上の書き手としての道筋をつくっていく。自分が編集者じゃないほうがのびのび書いていけるのではと判断した編集者もいるが、彼がいたから、その先に書けた作家がいたのだろうと思えた。中上と共に伴走した編集者も強い印象を残す。芥川賞を獲るかどうかでは、まるでミステリのクライマックスを読むようだった。
 個人的にはあとがきに引用された手紙も、本文にいれてほしかった。
 手紙というのは、やっかいに心にひっかかる。

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「ちゃん」

 1か月ほど前に NY Times Best Illustrated Children's Books 2007[Link]が発表され、その中でコレと思った"600 Black Spots"を注文。期待以上のすばらしさに、これいいよー!と久々に紹介していたら、邦訳が出た。タイトルが『くろまるちゃん』。うーん、うーん、うーん。

 いわゆる仕掛け絵本のジャンルには入るつくりなのだけど、アート色が強いので、タイトルに「ちゃん」が入ってしまうと、そのイメージから離れてしまうように感じた。タイトルだけの印象で、まだ邦訳の中身は読んでいないのだけど。原書タイトルが示すように、内容は、600個の黒い丸が入っているというシンプルなものなのだけど、いずれの造形もたたんで開くという仕掛け絵本ならではの中で、美しく立体的に見せている。同じ作者のもので、赤い丸のものや、数字の2を探すものがあるようで、オンラインショップで一部の画像を見る限りだけれど、今回の黒丸が秀逸。

600 Black Spots: A Pop-up Book for Children of All Ages (Classic Collectible Pop-Up)   

One Red Dot: A Pop-up Book for Children of All Ages (Classic Collectible Pop-Up)  

Blue 2: A Pop-up Book for Children of All Ages  

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いつまでも

白水社の出版ダイジェストが届く。メインのエッセイはいつも読みごたえがあり、もうひとつ、永江さんの愛書狂も楽しみ。今回は、ふかーくうなずいてしまった。

===============ここから引用======================================

 あればいいなと思うもののひとつが絶版・品切れ予告である。近刊予告があるのに、なぜ絶版・品切れ予告はないのか。書店で「お探しの本は絶版で す」「残念ながら品切れで重版未定となっています」と宣告され、悔しい思いをした人は多いだろう。「こんなことなら、もっと前に買っておくべきだった」と 後悔しても手遅れだ。

 切実度においては、近刊予告よりも絶版・品切れ予告のほうがはるかに大きい。いつになったら出るのかと待っているのは、苛立ち半分に楽しさ半分。 だがまだ手に入れてないあの本がもうすぐ絶版というなら、とりあえずは借金してでも買わねばなるまい。出版社によっては目録などに「残部僅少」と表示する ところもあるが、妙に遠回しな言い方ではないか。ストレートに「もうすぐ絶版」と書けばいいのに。もちろん現実には難しいと知っているが。

===========引用ここまで==========================================

 ゼイディー・スミスの『ホワイト・ティース』が絶版になり、『直筆商の哀しみ』もそうなってしまった。まだオンライン書店で在庫があるので購入はできるが、版元にはない。さみしい。イギリスではベストセラー作家のゼイディー。日本でもぜひそうなってほしい。

 

オンライン書店ビーケーワン:直筆商の哀しみオンライン書店ビーケーワン:ホワイト・ティース 上オンライン書店ビーケーワン:ホワイト・ティース 下

ホワイトティース復刊促進委員会はこちら ■■■
直筆商についても書かれていますので、ぜひのぞいてみてください。

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ビロードうさぎ

オンライン書店ビーケーワン:ビロードうさぎ

 「ビロードうさぎ」を初めて読んだのは、岩波の子どもの本『スザンナの人形』。この絵本では、2つの物語が一冊におさめられ、だきあわせの作品が「ビロードうさぎ」でした。絵は、ウィリアム・ニコルソンを模写したような高野三三男氏の絵がつけられています。“本物”になろうとしたうさぎの物語は、深く深く響くものがあり、ウィリアム・ニコルソンの絵で読めるようになった時はとても感動しました。

 このお話に魅力があるからなのか、いまや数種類の絵本で読めるようになり、今度、酒井駒子さんの訳と絵でも出るようです。

オンライン書店ビーケーワン:スザンナのお人形 オンライン書店ビーケーワン:ベルベットうさぎのなみだ オンライン書店ビーケーワン:ビロードのうさぎ

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グラフィック・ノベル

 いま、グラフィック・ノベルに個人的な関心度高し。きっかけは、プリンツ賞をとった"American Born Chinese"を読んだことから。もともと、好きなサトラピの『ペルセポリス』や『刺繍』もそのジャンル。海外のオンライン書店でもカテゴリには、コミック&グラフィック・ノベルというのも目にすることが多くなり、いろいろネットで検索してみると、これはいまおもしろいかもと思ってきているところなのです。
 特に、青林工藝舎のリンク先(海外マンガ関連)は、どれもこれもおもしろそうなグラフィック・ノベルを出しているようで、あれもこれもと注文しようとする指をぐっと押さえました。
 そんなタイミングで、いつもおじゃましている"marginalia"さんでの強力リコメンドが"The Arrival"という、これまた文字無しグラフィックノベル。ときたら、これは注文せずにはいられません。ショーン・タンは『レッドツリー』(今人舎)一冊が邦訳されている作家で、不思議な画風です。marginalia さん情報(コメント覧)によると、"The Arrival"はオーストラリアのSF・ファンタジー賞 Aurealis Awards のヤング・アダルト短篇部門と、さらに各部門の受賞者から選ばれる Golden Aurealis(短篇)を受賞しているとのこと。はやく届かないかしら。

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なつかしい復刊

17歳
橋口 譲二著
産業編集センター (2007.1)

 20年近く前にリアルタイムで読んでいた本が復刊されて、びっくりするやらなつかしいやら。書店で「新刊ニュース」をもらってきて、この写真集の復刊を知ったのでした。下記の2冊も同時復刊。

オンライン書店ビーケーワン:Coupleオンライン書店ビーケーワン:Father

 

これは去年の復刊だけど、今年になって気づいた絵本。

おばあちゃん ひとり せんそうごっこ
谷川 俊太郎文 / 三輪滋絵
プラネットジアース (2006.3)

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寄り道の本

オンライン書店ビーケーワン:みつばちじいさんの旅

 本を読んでいると、類書を思い浮かべて再読したくなる時がある。今日読んでいた本に出てくる人の描写を読んでいて、フランク・ストックトンの書いたみつばちじいさんを思い出した。読んだ本は大人のノンフィクションだったのだが、この『みつばちじいさんの旅』は幼年読み物。以前、学研から出ていて、童話館が復刊したもので、絵はセンダックがつけ、翻訳は光吉夏弥氏である。
 上の子がまだ小さかった時に図書館から借りて読み、たいそう気に入ったので購入した一冊。絵もたっぷり入っているが、読み物なので文章もたっぷり。全部読むと30分から40分かかるのを、まだ小学校にも行かない子どもがよく聞いていた。

 いつもみつばちと一緒に暮らしていたので、みつばちじいさんと呼ばれるおじいさんが若い魔法使いが立ち寄った時に、あんたは何かの生まれ変わりでもう一度それにもどらなくてはいけないと言って立ち去ります。おじいさんは、その言葉にとりつかれてしまい、その何かを見つけてもどるために旅に出るのです。そしてその旅の先にあったものは……。

 センダックらしい無邪気なおじいさんや、旅の途中で出会う若者や赤ちゃん。久々の再読はやはりおもしろく、絵も物語も楽しんだ。こういう寄り道しながらの読書もいいな。

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最近読んだ本

オンライン書店ビーケーワン:移動都市  シリーズ4部作の1作目。2002年ウィットブレッド賞候補作、ネスレ子どもの本賞9~11歳部門金賞、ブランフォード・ボウズ賞候補作。4部作目は今年のガーディアン賞を受賞しています。
 各々の都市が移動しながら機能をはたし、ヒエラルキー厳しい世界において、身分の違うふたりが出会い、あることを成し遂げようとする。人物がきちんと描き分けられ、未来都市の複雑さと単純さがよくでている。後半の荒っぽい展開は少し唖然としつつも、次作も楽しみ。
オンライン書店ビーケーワン:ロマン・カルブリス物語 「子どもというものはなんの役にたつか、おまえは知っているか?」
「なにもかもひっかきまわして、大人をこまらせることだけしかできませんよ。」
「まだほかにも役にたつぞ。大人が路をふみはずしたとき、やりなおすたすけになる。われわれ大人が失敗したことを、子どもが成功させてくれる。」
『家なき子』『家なき娘』の作者、エクトール・マロ作。日本初の完訳版。二宮フサ訳
オンライン書店ビーケーワン:わたしの知らない母  ハンナはこのごろ記憶が時系列にでてこない。戦争の時代にもどったり、孫が娘に思えたり。いったいいま私はどこにいるのと問いかける。娘は母ハンナに話しかける。つらいことは思い出さなくてもいいと。孫のひとりは、祖母ハンナにあったことを知りたがる。祖父はどんな人だったの? 戦争でいったいなにがあったのと。3世代の女性たちが、ハンナの記憶のあいまあいまに自分を重ねる。ゆったりとやさしく、時に冷たく残酷。満ちたり引いたり波のような物語。

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茶碗蒸し

昨日は日帰り遠出をしたので、つれあいも休息をとる。
お昼はお弁当。
ブの店で、105円文庫を数冊買う。
 『木綿以前の事』(柳田國男・角川文庫)
 『幼年時代』(ゴーリキィ 湯浅芳子訳・岩波文庫)
 『ギリシア・ローマ神話』上下(ブルフィンチ 野上弥生子訳・岩波文庫)
 『中世騎士物語』(ブルフィンチ 野上弥生子訳・岩波文庫)
どれも状態は倉庫の中で古くなった本という感じ。

夜はつれあいがつくってくれた。十八番になりつつある茶碗蒸し。子どもたちは、茶碗蒸しの中にある海老をいちはやく探し出して「あった!」といつも喜ぶ。いつも入っているのに誰が一番に見つけるかにぎやかです。五分つきご飯。味噌汁(じゃがいも、とろろ昆布、ふつうのきざみ昆布)、中華春雨サラダ、肉炒め(玉ねぎ、ピーマンたっぷり)。ごちそうさま、どれも美味でした。

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南蛮漬け

夕ご飯は、五分つきごはん、おみそ汁(小松菜)、大根と豚肉のきんぴら、わかさぎの南蛮漬け、生姜醤油の冷や奴、漬け物。

南蛮漬けはなんでも好きなのだけど、つくったのは久しぶり。おいしかった。子どもたちは、大根と豚肉のきんぴらの方をよりパクパク食べていた。つれあいは、冷や奴の生姜がうまいと喜んでいた。

『チーム・バチスタの栄光』読了。ミステリとしてどんな展開になるのか、ラストを楽しみに読み進めた。作者インタビューを読むと、続編もでそうかな。どのキャラもぴんと立ってておもしろかった。

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バーゲン本

▼大型薬局店というのか、でもお酒も食材もスーパーのような品ぞろいのある店に買い出しに出かけたら、バーゲン本があった。ここは定期的に置いてあるのだけど、ちらりと見てそそられた本を2冊購入。『手作り和食工房』は99年に出たもので、その後普及版もでていたのですね。基本的な和食について、写真も豊富に紹介されていて、ほしいなと思っていた種類の本でした。味噌汁も具材がたっぷりのものが紹介されているのに惹かれて。どちらも50%~70%引きでした。

オンライン書店ビーケーワン:手作り和食工房 オンライン書店ビーケーワン:味噌汁の情景

▼とはいえ、柔道の日だったのでこの本を参考にすることなく、おにぎりの晩ご飯でしたけど。

▼自由価格本やバーゲン本、amazon.jp にもありますし、ふつうの地べたの書店にも置いているところもありますね。特にオンラインも展開している地べた書店、三月書房もそうです。ブックハウス神保町では、児童書バーゲン本も多く入ってます。そこで『パパびょうきだね』(アラン・ル・ソー作/やましたはるお訳/ほるぷ出版)をバーゲン価格で購入したことがあります。あまくないのだけどかわいいなぁと思える絵本です。

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しりとり

▼『しりとり』(谷川俊太郎 + 和田誠/いそっぷ社)を読んだ。図書館から借りたのだが、絵本だと思い、児童室で探してもなく、聞いてみると一般書の美術コーナーに置いてあるとのことで見つけてもらった。

▼私家版で500部で作成されたのが1965年3月。松浦弥太郎氏の連載を読むと、この私家版はほとんど一般書店には置かれなかったという。いそっぷ社から刊行されたのが、1997年。

▼私家版ではオムレツの黄色は手で彩色されたらしい。自分の古書店に持ち込まれたその私家版に松浦氏はどのくらいの値段をつけたか。そのくだりはハラハラドキドキ。

▼谷川氏と和田氏のしりとりはこんな感じ。

ロケット
となりのみっちゃん
Chance Operation
しょんべん

▼こんなしりとりを見たら、「夜枕合戦」(『気になる部分』岸本佐知子・白水社/『北村薫のミステリー館』(新潮文庫)のしりとり厳密派・容認派の両者はどうするんだろうといらぬ心配をしてみた。

▼ちなみに、わが家の10歳以下の子どもたちとやるしりとりは、まだまだ初心者の域を出ず、こんな感じ。

しりとり
りんご
ごりら
らっぱ
ぱんだ
だちょう

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ご飯と本

▼朝ご飯、子どもたちは納豆、私が食べる分を子どもたちが食べてしまったので、別にベーコンエッグをつくって食べる。

▼お昼、回転寿司。ちらしに入っていた割引券をフル活用できた。あまり外では食べないのですが、外食する時のほとんどがラーメンと回転寿司だとあらためて思う。

▼夕ご飯、五分つきご飯、おみそ汁(里芋、ベーコン、芹)、酢豚(ぜんぶ油通しして本格的(?)につくってみました、美味~)、冷や奴、焼売(生活クラブ)。いつもはクイック酢豚なんですけど、今回は丁寧につくってみたら、やっぱり丁寧な味がしました。

▼迷ったけれどやっぱり特大号のミステリマガジン購入。あと、『水妖記』も。それとふと検索をかける、ここ3年ばかりとずっと探していた品切れ(絶版に近い)絵本が新本で買えた。明日には到着しそうですっごく楽しみ。

▼眠る前に玄米茶をすすっておやすみなさい。

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ミーハー

▼今月いっぱいくらいまでは、ぽつぽつと昨年のベスト本リストが出ているので、ときどき探してはいつか読みたい本リストにあげておく。

PWの The 2005 Cuffies も出ていた。いくつもの楽しい項目、"Best Opening Line" 、"Most Promising New Author"、"Favorite Book to Handsell"などに別れて、本を評価(?)している。先日発表されたニューベリー賞、コールデコット賞についても、自分たちならということで項目のひとつにあがっている。ここ数年当たったことはないのだけれど、予想のひとつとしておもしろい。

▼Funniest Book であがっていた"Once Upon a Time, the End"はamazon.jp でストーリーが読める。ほんとにこれだけの内容なのかしらん。次点としてあげているのが"Whales on Stilts"。PWのこれを読む楽しさに、スタッフの人たちの本好き!というラブな気持ちが伝わってくること。かっこくくりで書かれて小さなコメントが素敵。

 

▼これからが楽しみな作家としてあげられていた"Elsewhere"(Gabrielle Zevine)は、次の作品が待ち遠しい!というコメントをつけていた。この作品B&Nのスタッフがあげた児童書部門でもベスト作品としてあげていたことを思い出した。

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するめともち

▼毎年、歳の神ではするめだけ焼いていたのですが、今年は残っていた2個のおもちも焼いてみたらおいしかったので、来年はもっとおもちを焼こうとつれあいと共に心に決める。

▼ねむれるようになってきたので、のどのリンパも少しずつはれがひいてきました。ほっ。あともう少し。

▼マイラ・カルマンが絵をつけたすてきにお洒落な古典的文法書。

                         
真っ赤でがっしりしたつくりの表紙を開くとシンプルに迎えてくれる文字は「hello」。華やかな紅い花がいけてある花瓶がかざられ、前書きがスタートします。うーん、かっこいい。

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すこし

▼昨日は締切ものをまとめて送信。いつもいつも3冊にしぼるのは迷います。特に翻訳系。国内もののベスト1は手に入れた時からきめていたあの絵本。知っている人も何人かこのアンケートに回答をだしているので、あの人は何をいれたかなぁと想像するのも、また楽し。

▼とりあえず夜は前より眠れるようになったので、安堵。今回のきつさは、望んだ分を寝られない、思ったように食べられないのふたつ。体を疲れさすのもナンなんなので、本を読んだりして、こてっと眠れる時を待つばかりの日々なのでした。

▼ということで、昨日の布団本は『ロシアに学ぶ週末術』。

ロシアに学ぶ週末術
豊田 菜穂子著

ちょうど、昨日届いた郵便物の中に「出版ダイジェスト」が入っていて、その巻頭記事が著者である豊田さんのベランダ・ダーチャだったので。この本は、農文協の新刊雑誌「うかたま」でも紹介され、ダーチャそのものも記事として「うかたま」に掲載されています。

「自分の主人は自分である」と考えるロシア人。だから自分のことは自分でやる。これぞダーチャ精神の基本中の基本である。野菜も家も自分でつくる。

▼野菜も家も自分でつくるのは大変だけれど、やれると生活力あがってかっこいい。私も生活力つけねば、という思いになりました。いまは風邪でダメダメだけど。ダーチャ料理も数点紹介されていて、シィー(キャベツのスープ)のんでみたい。

▼家族のごはんは、いま一つの鍋でできるものばかり。昨日はシチュー、その前はお好み焼き(いか、芹、桜えび、紅しょうが)、その前の前は白菜をメインにした鍋。さて、今日はなににしよう。

▼今年はじめて届いた絵本

なにももたないくまの王さま
エリック・ファン・オス文 / エレ・ファン・リースハウト文 / パウラ・ヘリッツェン絵 / 野坂 悦子訳

早く、声がふつうに出て子どもたちと読んでみたい。なんでも持っている王さまは、なぜなんにももたなくなったのでしょう? 最後のおきさきさまの心変わりがすてきです。

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ご飯とクローデル

▼今日のお昼、上の2人にはお弁当を準備。「グラタンいれてね」とまんなかの子がリクエストしてきたので、ゆで卵のグラタン風をいれ、「ウィンナーは4つあるといいなぁ」というので、こちらも希望をとりいれ、あとは、ほうれんそうのごまあえ、白菜の浅漬け、ハッシュドポテトをいれ、デザートは柿を切ったものをいれ、おにぎり2つとあったかい麦茶でお弁当のできあがり。

▼いいなぁ、いいなぁと言うちびちゃん。おみやげのパン3つが今日のお昼ご飯、飲み物は豆乳でデザートはみかんでした。大人は秘密の買い物をしなくてはいけないので、昼食はテキトー。

▼夕ご飯は、あなごの天ぷらをつれあいが揚げ、私がごはんを炊き、おみそ汁をつくりました。大根と大根葉のおみそ汁、わさび菜のツナサラダ、冷や奴。サラダわさび菜は初めて見た野菜で、ちりちりしていて春菊かと思ったくらいです、さっとゆでてマヨネーズであえたツナをかけて食べました。さっぱりおいしく、子どもたちもパクパク。

▼フィリップ・クローデルの『リンさんの小さな子』を読了。言葉を発することなく、静かにねむっているか食べているか、そのやわらかな体温をもつ赤ん坊がリンさんの生きるよすがである。リンさんと赤ん坊の生活に、友が加わり、そして……。各国ででている本書だが、表紙画を著者のクローデルが描いたのを用いているのは日本版のみらしい。原書を読んだ編集者が、そこに著者の描いた蝶に気づき、絵を描いてもらえるきっかけになったとのこと。読み終わって表紙の絵をふたたび見ると、リンさんの体温を感じるかのようだった。

オンライン書店ビーケーワン:リンさんの小さな子

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気になる本たち

オンライン書店ビーケーワン:そんなに読んで、どうするの? オンライン書店ビーケーワン:みんな一緒にバギーに乗って オンライン書店ビーケーワン:なつかしく謎めいて オンライン書店ビーケーワン:クレイジー・ジャック オンライン書店ビーケーワン:ルバイヤート

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復刊

▼8月にポストしたちくま文庫復刊リクエストの結果が公開されている。→

▼リクエストしたもので入っているのは、
・『妖精詩集』(W.デ・ラ・メア 荒俣宏訳)
・『骨董屋』(C.ディケンズ 北川悌二訳)
・『 短篇集 妖精族のむすめ』(ダンセイニ 荒俣宏編訳)