おススメ本

2016.09.10

トルティーリヤ

昨日はスポ少がなかったので、ゆっくりめの食事支度ができる日。
私も定時に帰宅できたので、余裕があります。

何をつくろうかなと考え
ご飯粒ではない夕食をと考え、
うどんはどうだろうかと考え、
レシピブックや雑誌を見ながら考えるものの、
コレ!というのが決まらず。

そんなとき、ちぃが『スペイン 温もりの食卓』をみて
トルティーリャつくりたいと。

材料はじゃがいも、卵、玉ネギと家にあるものばかり。

まあ、そういうのもいいかと2人で台所にたちました。
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どうです。きれいにできましたよね。

ひっくり返しながら焼くのが大変なくらいで、
あとは簡単。

でも、これだけでは口さみしいかなと、
ささっと、フェデリーニを茹でてトマトソースに和えました。

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ちぃと一緒に見ている「レイチェルのパリの小さなキッチン」の影響で
ワンプレート料理をつくってみたかったそう。

満足の夕食になりました。
お味もとてもおいしかった。

レシピどおりにしなかったのは、
じゃがいもをオリーブオイルで茹でるところ。
さすがにその贅沢はできず、
品質のいい菜種油で揚げ茹でしたのですが、
とってもおいしくできました♪

料理画像はちぃからいただきました~





2015.05.03

ノーニュークス

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昨日、家族4人で『No Nukes ヒロシマ ナガサキ フクシマ』(講談社)刊行記念
和合亮一さん(詩人)と学生たちのトークイベントを聞いてきました。

広島、長崎、福島の大学生も編集に加わってできた本。
トークは編集に関わった4人の方の話からはじまりました。

聞いていて思ったのは、福島は自分たちの「現在」なのだという再認識。
広島、長崎の学生たちは同時代の当事者ではなく、歴史の中のひとりとしての言葉。
強弱をつける意味ではなく、今とその前という時間差を感じたのです。

長い時間の中で言葉化されてきたものの重みを感じました。

4年前のことから、
いま、
そしてこれから。

本書は、フォトブックというつくりで、
見開きの写真の次に文章が掲載されています。

学生たちは編集だけでなく、文章も載せています。
和合さんの詩はもちろん、アーサー・ビナード氏らの文章も載っています。

巻末には核兵器と原子力発電の歴史を知る年表もあり、1896年のアンリ・ベクレルがウラン放射線を発見したところから、現在日本の原発は点検などですべて止まっていることが見開きにまとめられていて資料として読みごたえがあります。

原爆投下について、アメリカ、ロシア、中国、日本の高校教科書の一部も見開きで紹介されています。各国の記述も興味をひきます。


帰省していた高校生ボーズ君と家用と2冊。
息子もトークにはいろいろ感じたようで、本の感想をあとで聞かせてくれるようです。


2014.12.06

親子読書

光文社の古典新訳文庫も好きですが、
新潮社の新訳もおっかけてます。

小学生の時に読んだ『にんじん』の再読は37年くらい前??

とにかく母親のひどさが印象に残り、
なぜ、兄姉の2人ではなく、末っ子のにんじん一人だけを集中して優しくしないのか、
強烈な印象が残っていました。

今回再読のきっかけは、娘(中学1年)が担任の先生がもってきた本の一冊に『にんじん』がありおもしろそうなのに朝読で読み始めたこと。

実の母親のイジワルぶりにびっくりして、思わず会話が弾みました(苦笑)。

しかし再読して思ったのは文学としての完成度。

ラスト、心がぐらぐらと動きまくりました。


著者ルナールが生き延び、その記憶をもとにすばらしい作品を書かれたことにあらためて感じ入りました。

2014.11.23

若い寡婦たちには果物をただで(2)

高校生ボーズ、連休帰省中。

この本のプレゼンをするといっていたので終わったのか聞いてみたら、ちょうど終わったばかりとのこと。原稿などをみながらではなく、ほぼ、聴衆にむかって問いかけたのがよかったのか、同点1位のクラス票を得たと満足していました。

ちなみに、同点1位の子のテーマは「スマホアプリについて」。これもおもしろそうです。

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発表原稿
あいさつ(こんにちは)

僕は『アンネ・フランクについて語るときに僕たちが語ること』という本の紹介をします。この本の題からして少し重い話なのですが真剣に聞いてもらえたらなと思います。
(スライドショーにそって話を進める)

(「若い寡婦たちには果物をただで」のところを少し細かく話す)

→ここの話を細かく話したいと思います。

・・・その夜に一家と夕飯を食べているとテンドラーが小便をしたくなる。だが、こうしてもうひとりの母親と一緒にいて、あまり動きたくなかった。彼は台所のにおいを嗅いでいようと、近いところにいようと、台所の窓のすぐ下にたったのだ。そして用を足した。せせらぎの音の向こうで、乳母が嘆いているのが聞こえた。彼は乳母がしゃべっていることを聞き取ろうとした。すると聞こえた。「みんなで食事をする」と乳母はいった。「みんなでお祝いする。そして、あいつが寝たら、あいつを殺すんだ」息子の一人の彼女は命じた。「行きなさい。父さんにナイフを研いでおくように言うんだよ」もう一人にはこういった。「あんたは早く寝なさい、そして早起きする。でね、あんたがあの雌牛の最初の乳首を掴むまえに、あいつの喉を切り裂いておくんだよ。あたしたちのものなんだ。あたしたちのものを、取られてたまるか」テンドラーは走った。逃げるのではなく夕食の席に。そしてその夜みんなが寝静まった頃テンドラーはむくりと起き持っていた拳銃で一家の一人一人を殺した。それぞれの兄弟に一発ずつ、父親に一発、母親に一発。最後の弾丸は一歳半の赤ん坊に。

最後にみんなに質問したいと思います。この話をきいてテンドラー教授がとった行動は正当なものだと思いますか? みなさんだったらどうしていましたか?

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シーンと集中してきいてもらえたそうです。
この最後の質問に5人くらいのクラスメートがこたえたのは、すべて、物語でエトガーがこの話を聞いてこたえたことと同じだったそうです。逃げればよかったのでは。

私自身この短篇を何度か読み返し、読み返すたびに、
エトガーの父親シミーの言葉が残ります。

「だけどなあ、息子よ、誰が死ぬべきか決めるだなんて、俺たちはいったい何様だよ?」

2014.11.05

楽しみの質をみきわめた読書

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2003年、いまから11年も前になりますが、
絵本の店「星の子」(東京都大田区)さんで吉田真澄さんの講演会がありました。

その講演会をまとめたものが
この「楽しみの質をみきわめた読書」でした。
子どもが生まれた時から絵本を定期購読していたのが、
いまは書店としては存在していませんが「童話屋」さんでした。

そこで吉田さんと知り合い、吉田さん手書きの「童話屋」だよりを読むようになりました。閉店後、「子どもの本の店」にうつり、今度は「子どもの本だより」と名前を変えて発行をされ、そのたよりを、2000年9月からメールマガジンという形でやまねこ翻訳クラブで発行することになりました。私はうれしくなって、すぐさま立候補して担当をさせてもらったのです。

何年かたち刊行が少し不定期になった時期があり、いまは私がだいたい月に一度刊行するようになっています。

そのメルマガでもこの「楽しみの質をみきわめた読書」のことはお知らせしていて、入手先としては長らく「星の子」さんを紹介していました。数か月前、「星の子」さんでの在庫が完売したという連絡をいただき、メルマガにおいてもご希望の方は編集の方に連絡をと記すようにしたのです。
長々と経緯を書いていますが、ずいぶん前の冊子でもあり、もう何年もご注文はなかったのですが、ここのところ、続けてご希望のメールをいただき、うれしくなりました。

いつ読み返しても、この冊子には本を読む楽しさに満ちているのを感じます。

私の子どもたちはだいぶ大きくなってしまいましたし、上2人は寮生活になり全員がそろうことは少なくなりました。それでも、下の娘はいつだってお話しを聞くのは好きですし、新しい絵本が家に届くと、いまでも読んでいます。童話屋や子どもの本の店で購入した本には、本のうしろに何年に購入と覚書をしているのをそれをみるのも楽しみです。

月に一度の「子どもの本だより」刊行で、取り上げられた本を再読するのも楽しみ。

こんなに長く子どもの本を楽しめてしあわせです。






2014.10.18

本と本屋とわたしの話

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このブログを通じて
読ませてもらっていて「本と本屋とわたしの話」
本を心から楽しんでいる人たちの文章は
熱すぎず(?)、心地よい温度で保たれている感じがいつもしています。

声をかけていただき、
この7号では拙文が入っています。

やはりこのブログで交流した
モンゴルの詩人ボヤンさんについて書きました。

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小説や随筆に綴られた本の話を紹介するコラージュのページ。
引用された本が読みたくなるセレクトです。

ドストエフスキーの『貧しき人々』(木村浩訳・新潮文庫)
串田孫一『山のパンセ』(岩波文庫)
北村薫『六の宮の姫君』(創元推理文庫)

本の話では
子供の時間はゆっくり過ぎていく――
そうだよなあと、共感しながら読みました。
好きなこと三本柱を給食の「三角食べ」のように日々繰り返す、
しあわせを言葉にするとこんな感じと思えます。

古本屋さんで耳を澄ませばという漫画は、
私もついつい他の人たちの会話に耳を澄ませることがあるので、
わかるなあとまたも共感。

編集人さんの本の話――
居留守文庫さんが紹介されています。
古本市にいつかおじゃましてみたいです。

読むといつも「たのしかった」と満足いっぱい。


今回は参加もさせていただき、本当にうれしかった。
ありがとうございます。

2014.10.13

若い寡婦たちには果物をただで

表紙がめちゃくちゃかっこいい!
そうケースケ(次男)がいうので、
寮生活のお伴にもたせました。

3人の子どもの読書傾向は
あたりまえにさまざまで
長男は割と私と好みは似ていたのだけれど、
最近は柔道が忙しくてあまり読めない状態。
高校生の次男坊がこの連休で帰省した時に
学校の授業で好きなもののプレゼンがあり、
本の紹介しようと思う、と。

最初は↓をと考えていたらしい。

いまは品切れのこの本、
長男も好きで、
年齢がタイトルに入っているせいか、
この本は大学生活には持っていかず、
高校生ボーズが持っていったのでした。

あおるような表紙とは反対に、
14歳のナイーブさが丁寧に描かれていて私も好きなこの作品なのですが、どうしたって、刺激的なので、紹介するのはむずかしいかなあと思っていたら、

「若い寡婦たちには果物はただで」の短篇にすると。


この短篇集の中ではいちばんよかったらしい、彼にとって。


つれあいもそういっていたのです。

「若い寡婦たちには果物はただで」


きつい内容なのですが、さて、彼はどのようにプレゼンするのか。


遠いところにある高校なので私は直接行けないのがざんねん。

2014.04.20

さきにあるもの

2008年にマガジンハウスで刊行されたものが震災のあった年の半年後に新潮文庫ででました。

梨木香歩さんが解説を書かれており、震災から4か月が経過している頃に書いていること、状況を憂い「先が見えない」と。

震災後は書店に新刊や雑誌は入らず、しばらくして流通がもどったあとは、配送されなかった雑誌はそのまま来ないまま、空白のような時間がありました。

この文庫が出た時は、梨木さんの解説を読んで「買わなくちゃ」と思ったものの、結局赤毛のアンの世界にひたる気持ちにはなれず、読んだのは朝ドラの影響で今回でした。

片山廣子さんをはじめ、きら星のような人たちの交流、生涯ずっといい関係を保った夫婦関係など、希有な才能をもった方がアンの翻訳をされたんだとあらためて感じます。

ミッションスクールでどんどん英語の本を読んでいく花子の姿はまぶしい。
花子のその才能をいち早く見抜いた父親もすごい。
いまの時代だからこそ、すごいと一言でいえてしまうが、当時の風当たりの強さはいかばかりかと想像してしまいます。

勉強すること、知らないことを知ることがどれほど楽しいことか、花子が花開いていく姿を読んでいくのはとても楽しい読書時間でした。

2014.02.03

コラム

今日は子どもの受験の付添人。
近場だとひとりで行かせるのですが、
家から離れたところになり、前泊しての受験だったための付添です。

午前と午後あわせて4時間。
それはそれは静かな部屋です。
同じ部屋にいる大人はみな初めて会う人ばかりなのと、
いかんせん受験なので、気軽に会話する雰囲気でもなく、
携帯さわっているのは必要な時だけで、
どの人も黙々と本を読んでいました。

とはいえ、長い時間なので、
外に出た人もいて、
常時いたのは5人くらいでしょうか。
誰もが本にカバーをつけて読んでいました。
何を読んでいたのだろう。

隣の人は紀伊國屋のカバーをつけたハードカバー。
その隣の人は新書に、地元県のチェーン店のカバーがついてました。

わたしは『たいした問題じゃないが』を。カバーはなしで。
ガードナーのコラムにあった、
我々は不機嫌によって世の中を汚しているのだ。
「晴天ほどわが心を明るくするものなし」とキーツは述べた。
態度も天候と同じだ。陽気さは無駄な贅沢ではなく、健全な投資だった。
という箇所をノートに書き写して楽しんでました。

どのコラムもおかしみがあって、いい読書時間をもらえました。

さて、いい結果がついてきますように。

2013.12.30

いちばん読んだつかった料理本

 料理本はどんな時も読める愛読書。
 今年一番つかった(読んだ)のはこの本。
 野菜炒めや卵焼きなどシンプルな料理ほどおいしかった。
 ごま油もよく使うようにもなりました。

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