家からほど近いところのドライブインに温泉があることを知りました。
つれあいは知っていたそうなのですが、私は今日知ったのでがぜん興味が。
ということで、午後娘っこと3人で出かけてきました。
それはそれはさびれていて、温泉があることは知る人ぞ知るという雰囲気。
ネットで検索したときも大人350円となっていましたが、
現在は400円。
源泉かけ流しの小さなお風呂ですが、「ぬるい湯」と「あつい湯」の2つが
内風呂。露天風呂もこじんまりとあります。
ひなびていますが、きれいに掃除されていて清潔です。
シャンプー、リンス、ボディソープもついています。
家族以外だれもいなかったので、のんびり貸切状態で楽しめました。
ぬるいお湯だとゆっくり入れます。
ぽかぽかしました。
正直、隣接しているお土産ものやさんは品物も少なく、地元名物の羊羹も
名物の輝きが感じられずちょっぴり残念な感じはあるのですが、
おいている地酒もおいしいものでしたし、窓口のおばあちゃんも感じが
よかったです。
たまにはこういうひなびた温泉もよいな。
ひとりで車を1時間近く走らせて(雨の中)行ってきました。「奥会津の周り方」
文化の泉を掘る~三島町れきし文化基本構想について
という堅苦しいタイトルから雄象できないくらい、興味深いものでした。
なんといっても、ファンである赤坂憲雄さんと三島の矢澤町長さんとの対談。
赤坂さんはいつも深く優しく、福島を会津を語られる。
震災以降、ずっと心を寄せてくださるのが伝わってきて、力をもらえます。
それにしても、行政はいろんなことをしているのだなあと思いました。
文化について、行政もこんなに考えているんだという内容。
いつか、対談内容もまとまった形になると思うので詳細はそちらで。
ふるさとの作り方という内容でもあった話は、
文化の継承をすることで、子どもたちにふるさとを刻ませることでもあるという。
あんなことがあった、こんなことがあった。
子ども時代の10年は、大人の10年と時間の重みが違う。
もう子ども時代に住んだ土地よりも、
いま住んでいる土地の方が長くなっても、
自分のふるさとは、生まれたあそこなんだという感覚がある。
最近読んだばかりの『アコーディオン弾きの息子』もふるさとの話。
失われつつあったバスク地方での時間を書き記す作家とアメリカで死んだ幼なじみ。自分の妻にも読めないバスク語で回想録を書く気持ちを想像する。
ふるさとを書くのに母語を選んだのか。
いま読みかけている『パチンコ』の献辞にもふるさとの文字が。
おもしろいなあ。
ふるさとについていろいろシンクロしています。
帰りにみた川霧がとてもきれいだった。
マスクは外出の必需品。
実家の母からも手作りのマスクが送られてきました。感謝。
昭和の雰囲気あるやさしい布地で、どれも使いやすいです。
耳紐はストッキングを利用した模様。耳につけても痛くありません。
母はミシンでなんでもつくれる人で
私が子どもの頃は3人姉妹おそろいの洋服をよくつくってくれました。
私は裁縫はちっともできないので、
きれいにつくられたマスクをみて、子ども時代を思い出しました。
ところでカナダの古い友人もマスクを作って送ってくれたのです。
カナダもコロナで大変ですが、日本のマスク不足を心配してくれたのでしょうか。
こちらは、つれあいが詳しくブログに「カナダカラノマスク」として書いてくれたので
ぜひ読んでみてください。
何が起こるかわからないという言葉をしょっちゅう使うようになっている。
昨年10月につれあいが救急搬送されたときも、
9年前の大震災のときも。
1分前までは平穏だったのに。
twitterでは当時14:46までのTLがみられ、その境目の落差を感じた。
そしていまはコロナ禍。
帰省もできない次男坊。
一緒にお酒を飲むのを楽しみにしていたけれど、元気でいれば今日がネタになる日がくる。
それでも、リーマンショック以来、
我が家の経済もグダグダなので、
少しずつ、いまのような状態の準備をしていたかのようにも思える。
大震災のときよりは落ち着く意識が保てている。
リラックスしよう。
毎日ラジオ体操しながら。
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