湯たんぽ
ちぃちゃんを自宅で産むことになったとき、私もつれあいも、子どもが生まれたらお湯とかわかすのかしらと思ったのです。助産婦さんにお聞きすると、いまのお産では、生まれたばかりの赤ちゃん自身も疲れているので、産湯に入るのも一日たってからの方がいいと。お湯をわかしたりする必要はありませんよ、と。
なるほどと納得。
出産が11月だったので肌寒く、私たちは湯たんぽの準備だけはしました。寒くならないように、産まれてから、やっぱりお湯はわかしたのです。産まれたのはお昼。夜、ねむる時には、枕もとには、まだおっぱいが開通していないために、白湯と漆のスプーンを置いて。
今日は寒いから湯たんぽつくろうと、つれあいの言葉で思い出したこと。
そのちぃちゃんも2歳をすぎ、湯たんぽをみて、「なにこれ?」と言っています。
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