ロマン・ロラン
『本は生まれる。そして、それから』に『ロマン・ロラン全集』の出発の頃という章がある。これによると、第一回配本として準備していたものは、検閲により出版不許可になったという。現在、みすず書房からこの全集すべてが入手できるようにはなっていない。一部は可能だ。そこで図書館で全集第1巻の『ジャン・クリストフ』、伝記でミケランジェロとガンジー、書簡集を1冊借りてきた。ロマン・ロランをはじめて読んだのは『魅せられたる魂』。今江祥智氏から、若い時はこういう長編を読んだらいいとすすめられ、全巻岩波文庫で購入して読んだのだ。あれは高校生の時。同級生にもすすめて、親しい友人の間で『魅せられたる魂』を熱く語りあった。まずは、ガンジーから読んでみようと思う。
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