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『アンデルセン童話集』(アルス)には鈴木三重吉による「アンデルセンのこと、なぞ」という文章が冒頭におさめられている。 アンデルセンの生涯などにふれたあと、自身の翻訳について、12話中半分は、翻訳というより再話だとことわっている。 そして、こう最後をしめた。
ほんやくも、子供に分る言葉のみを使つて、しかも原作の感触をまで出すことは、しょせん、むつかしい一つの芸術でなければなりません。
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