« 読了本 | トップページ | メール »

2004.03.11

鈴木三重吉

『アンデルセン童話集』(アルス)には鈴木三重吉による「アンデルセンのこと、なぞ」という文章が冒頭におさめられている。
アンデルセンの生涯などにふれたあと、自身の翻訳について、12話中半分は、翻訳というより再話だとことわっている。
そして、こう最後をしめた。

ほんやくも、子供に分る言葉のみを使つて、しかも原作の感触をまで出すことは、しょせん、むつかしい一つの芸術でなければなりません。

« 読了本 | トップページ | メール »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 鈴木三重吉:

« 読了本 | トップページ | メール »

2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ