発見
ことしの田んぼの準備がはじまっている。この週末は天気がよく、家のまわりの田んぼからは、トラクターの音が断続的に聞こえてきていた。昼食を庭でとる。周りの田んぼで働いている人がいるのでお茶の差し入れをした。平日はサラリーマン、週末に百姓をする人がこのあたりでも主流だ。これからは週末の休みはなくなるなあとその人は言っていた。苗を植える天気のいい日、サラリーマンは有給をとって田んぼに入る。会社勤めをしていたころ、コンビをくんでいた人も週末百姓のひとり。天気がよくなるとそろそろ休むなと私でもわかってきた。昨日、お茶を差し入れした人は、田んぼの横の溝を整備していた。そうすると田んぼに残っている水がはけるそうだ。次の日、確かに溝に水がたまってきていて、つれあいが教えてくれた。ちょっと低いだけで、こんなにも水がたまるのだとびっくりし感動した。今日は、トラクターで田んぼに入っていた人が、我が家の屋根についている風車をみて「どのくらいの電気つくるだ?」と聞いてきた。この質問は風車をたててから一番聞かれる。2階の電気ひとつぶんと答えると、「ふーん」。実際、風車の元をとろうと思うと、10年単位の投資になるので、「いくらしただ?」と聞かれても適当にこたえている。
と、ゆるゆるすごしながら『ケツァル鳥の館』を読む。あともう少しで読了。某クラブの読書室掲示板で教えてもらった本。版型がしかくいお弁当箱のような大きさで、おもしろい雰囲気がある。
コメント