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2004.06.01

harappa 03

気になっていた雑誌「harappa 03」を購入。サイトをみては、どうしようかなと思いつつ、地元の書店には置いていないので、ぱらっと見てから買うことはできない。思い立ったのだからと注文して週末とどいた。おもしろかった。はじめて読んだのだが、沢マンは、その存在だけで物語になっている。「他人と暮らす」という特集は興味をひいたのが購入の動機にもなった。私はひとり暮らしというのをほとんどしていない。カナダのジャスパーで数ヶ月暮らしたくらいで、あとは友人とシェアしたり、京都でも名古屋でも同居人がいた。京都では、一度だけ引越も経験し、玄関ひとつで、お風呂なし、3畳と4畳の部屋に住んでいた。持ち金が少なかったので、雪平鍋ひとつでお湯をわかし、料理をしていたことなど、記事を読んでフラッシュバックした。知り合いがゴミ捨て場から続々と生活必需品を拾ってきてくれたので、あっというまにモノには不自由しなかった。隣の隣の家族とは友人だったので、夕食の匂いがしてくると、つつつとお邪魔したりもした。隣の耳の遠いおばあさんは「あんたは若いんだから、早くお金ためてこんなところから出て行きなさい」と忠告(?)してくれた。で、話は沢マンにもどる。読みながら、ゴキブリはいいとしてもムカデがたくさんでる部屋にいま住めるかなと自問自答。名古屋の家はよくムカデがでて、寝ていて天井からぽとんと落ちてきては、お風呂場で燃やしたものだけど、できればそういう忙しい生活じゃないほうがいいなあとも思う。ムカデの毒で足がぱんぱんにはれあがったりしたことも一度や二度ではない。痛かった。でも、子どもがいるうちは、わさわさとした人の中で暮らすのもいいかもと非現実的な妄想にすこしだけひたった。

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