ボートの三人男
J・K・ジェロームの『ボートの三人男』はおもしろかった。あ、ここで笑うかもと心が準備する前に声をあげて笑ってしまう。久しぶりに体がほぐれるような楽しさだった。その作品にオマージュを捧げたという『犬は勘定に入れません』を次に読む予定。表紙をみただけで『ボートの三人男』を思い出してクスクスしてしまう。うーん、楽しみ。『月長石』も読みたくなってきた。堀江敏幸氏の『一階でも二階でもないない夜 回送電車2』も少しずつ読み始めている。芥川賞受賞の話題がでる時期だが、堀江氏が124回めで受賞した『熊の敷石』は何度か読み返しているほど好きな作品。
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