時間の使い方下手や体力不足を実感するこのごろ。7月最後の土曜日は子どもたちが通っている園の夏祭り。新設された園で行われた最初の夏祭りということで、ひとえに大変だった。楽しいとか、充実とかではないのがちょっと残念だったが、とりあえず天気にも恵まれつつがなく終了。つれあいは、我が家は父子家庭の一日だったと言ってましたが。ごめんね>家族。来年こそは誰かにバトンタッチしなくてはと心に誓う。
次の日は、楽しみに楽しみにしていた、オリーブオイルフェスタ。夏祭りとぶつかっていなければ、泊まりコースで行く予定だったのだが、日曜日だけの半日コース。行く前に、すごい山奥だよと聞いていたのだが、その人も地元の人ではなかったので、思ったよりも普通の道。少し早くついたので、沢で子どもたちは石遊び。ただぼちゃんぼちゃんと落とし、包丁のような形の石をみつけたまんなかの子どもが、喜々としてままごと道具に使っていた。沢遊びからもどると、どんどんイタリアンな料理ができあがっていき、私たちはパスタづくり。手打ちパスタ、卵入り手打ちパスタ、ベシャメル、基本のトマトソースベースなどを手分けして。私は卵入り手打ちパスタを。粉の分量はレシピどおりにするのだが、手でさわりながら少しずつ調整。子どもたちもパスタマシーンの掃除用に準備された粉を練り練りして遊び、それに飽きたらつれあいと交代でみていた。カタカナの名前が多く、全部メモしていなかったのだが、10種類以上はあった料理が次から次へと指示されたとおりできていくのは見ているだけでもおもしろい。顔見知りの人もいたので、その方たちと、料理づくりの手をやすめてイタリアワインを飲む。美味。一緒にこられてた方は、築400年の家に住む、本業が林業で、牛も飼う、鶏も飼う(卵がめちゃくちゃおいしい。鶏に食べさすために大麦をつくっていて、今回フェスタの場所になったタンボロッジの人に水あめもつくれますよといわれていたが、でも鶏に食べさすのでと断っていた)、牛たちのだすものそのほかで有機農業もされていて、ズッキーニを差し入れしてあり、ズッキーニパスタがめちゃくちゃおいしかった。帰りに1本おみやげでいただく。耳の調子が悪く、みなさんの声が聞こえにくかったが、食べ物はおいしく食べられた。ブルーベリー200本植えて、自分の納得するジャムをつくるという女性jは東京から移住してきた方美人さん。都会から移ってきた人の話は、人の幸福路を聞けるんだよね、とインタビューしていた人もあり。おなかいっぱいになりました。つれあいも生パスタ料理にめざめたようで、パスタマシーンがほしくなった。
それから数日後、10年ぶりの京都へ。子ども3人連れてはたして無事到着できるかと、いろいろ策を練り始発だと片道6時間半、どこかで寝てくれるのではと思ったが、末っ子2歳のちびちゃんもまったく眠らず。私ひとりふらふらになりながら到着。知己の友人の顔をみてうきうき。彼女はいま2人めの出産を控えている妊婦さん。なつかしいおしゃべりに花をさかせながら、子どもたちはひたすら元気に家の中をかけまわっていた。次の日は、京都青少年科学センターでプラネタリウム。ナレーターがすごくよくて、星とともにひきこまれた。いったん帰宅しごはんを食べてから、伏見稲荷神社へ。狐さんらと写真をぱちりぱちり。夕食は京都らしい料理をだしてくれるレストランへ。帰宅してから、もうひとり友人がきて、大人のおしゃべりは続く。次の日は大宮交通公園へ。子どもたちはゴーカートを堪能。私も一人乗りできないちびちゃん2人を交互に乗せる運転手役。その後、今宮神社のあぶりもちをパクパク食べて、友人と別れ、約束人との待合場所へ。お会いしたいお初の方々とゆたかな時間をすごす。人と出会える楽しさって本当にいいな。駆け足で京都駅へ。ぎりぎりで少しあせったが無事間に合い、新幹線へ。帰りも子どもたちはほとんど眠らず。迎えにきてくれたつれあいに、この3日間をずっとしゃべっていた。おもしろいのは、上の子どもはゴーカートのこと、伏見稲荷神社で大々吉をひいたこと。まんなかの子は、泊まった友人宅にいた猫の話。一緒に拾った猫1匹がだれかに連れ去られたらしいという話が印象に残ったらしく、まっさきにその話をしていた。が、つれあいは、いきなり「白い猫はね、誰かがとったの」といわれ???だった。
ということで、旅の疲れをとりながらまだしばし体力快復につとめつつ、ぼちぼちと。
出発前に読んだサトクリフの『夜明けの風』がすごくよかったこと。帰りの新幹線で読んだベスコフ絵本『ロサリンドとこじか』の愛らしいこと! 子どもたちは絵本を見ながら聞きながら眠るかなと思ったけれど、おもしろい絵本はひたすら目をきらきらさせ、覚醒にみちびいていたようです。それはそうだなぁ。
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