絵本
3人いる子どもたちに、それぞれ絵本を読み、いまも読んでいる。3番目の子どもには、絵本よりずっとわらべうたを歌っていることの方が多いかもしれない。なにしろ、彼女ひとりに絵本を読むタイミングをつかまえるのがすごく難しい。絵本を読んでいると、上2人も「あ、絵本読んでる」とわくわく近づいてくる。そうすると彼女は、お兄ちゃんたちがそばにきてくれたのがうれしくなってしまうのだ。そしてお兄ちゃんたちの方が夢中になり、彼女は別の遊びにうつっていく。でも、わらべうただと、上2人がよってくるということはあまりない。まんなかのお兄ちゃんが、「ぼくもまーぜて」とくるときもあるが、わらべうたは「順番ね」と歌うことができる。今日はちょっとだけ2人で読める時があった。『アンガスとあひる』を読む。お兄ちゃんたちもそうだったように、彼女もアンガスとあひるのやりとりの音をまねしながら笑って聞いている。やっぱりこうした読む時間は楽しい、、と思っているうちに、やっぱり上2人に感づかれてしまい、あとはいつものように、お兄ちゃんたちが夢中になって聞いていた。『アンガスとねこ』、それから『いたずらこねこ』を続けて楽しんでいた。まんなかの子は『いたずらこねこ』のクライマックスで「わぁ!」とびっくりしていた。そう、一番最初に読んだ時、上の子も「わぁ!!」とびっくりして聞いていたことを思い出した。いまは『エルシー・ピドック、ゆめでなわとびをする』を読んでとその後にもってきて、これは彼と2人で楽しんだ。エルシーが最後に「はばかりながら」と登場し、「子どもたちのために」という言葉がでてくると、この本をいま自分で自分の子どもに読めている喜びと、この作品を書いてくれたファージョンに感謝せずにはいられない。読了後、「このお話は本当にあったことでしょ」と言っていた。読み終わるのを待っていたちびちゃんは「つぎ、これちーちゃんに読んで」とうさこちゃんの絵本2冊を抱えていた。
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