手仕事
まだ先だと思っていたら、今月号が待っていた号でした。「わたしのスカート」(安井清子文・写真/西山晶絵)はラオスの山に暮らすモン族の少女、マイが自分の民族衣装スカートをつくる1年間を写真と絵で描いています。麻の種をまき、収穫し、糸をつくり、染め、織り、刺繍をする。ミツロウで模様も描きます。その気の遠くなるような手作業を経て、自分のスカートができるのです。その美しいこと! マイが喜ぶ姿をみて、おばあちゃんが自分の嫁入りにつくったスカートを見せてくれます。「あんまりうれしかったから、一度着ただけで、、大切にとってあるの。このスカートはね、おばあちゃんがあの世に行くときに着ていくつもりだよ」といってスカートを抱く姿がとてもチャーミング。
手仕事といえば、デザイン・エクスチェンジの、大英博物館ファブリック・シリーズも美しくおすすめです。
ほんと、キュートです。福音館の月刊誌は大きな書店にはあるでしょうか。図書館などでぜひぜひみてくださいませ。
投稿: さかな | 2004.10.08 10:09
なんてきゅーとなバァちゃんなんでしょうか。
そこまで大好きなモノがあるのって、いいなぁ。ヒトでもモノでも、心ときめきウキウキする“大好き”を胸に抱いてる人は、なんとゆーか、天使に守られてる幸福があって、見ていてもよろしいです(笑)。
投稿: せい | 2004.10.07 23:27