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2004.11.25

独楽吟

子どもが小学校に入学した時、夏休みの宿題に「俳句」が出た。ちっとも素養がない上に、懇談会で確認すると、学校で俳句はまだ教えていないとのこと。でも、17文字のふれあい、というキャッチフレーズでぜひ書いてきてくださいと先生が熱心に言うのだ。その時、「子どもと本」で橘曙覧(たちばなのあけみ)の「独楽吟」をひいて「たのしみは……のこと」という俳句をつくったことが紹介されているのを思い出した。これならできるかな、と息子に提案したのだが、すぐにはできず、なんとかかんとかひねりだした。それ以来いつか、「独楽吟」を読みたいと思っていたら、福井市の歴史をつくるまちづくりのサイトで、入手できることを知り、さっそく取り寄せを。おもしろいです。楽しいことを考える、そのことじたいが楽しみだということに、共感。では、一句ご紹介をば。読みたい本をひろげる時の楽しみは、いつの時代の本好きにも通じる。

たのしみは珍(めづら)しき書(ふみ)人にかり
 始め一ひらひろげたる時

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コメント

hanemiさん、こんばんは

碓氷峠は鉄道の名所なのですね。まったく知らない所だったので、ぐぐりました。峠の釜飯っておいしそう。空き容器がきちんとあってすごい。調べ学習の宿題ってイロイロなのですね。「おそ松くん」に出てくる六つ子の名前なんて全然知りません。hanemiさんは物知りだから、きっと尊敬されるでしょう。私は物を知らなすぎて、いつもつれあいにあきれられてます(^^;;

さかなさん、こんにちは。

 小学校での俳句のお話を読みながら、長女が4年生のときの調べ学習の宿題を思い出しました。毎日毎日、いろいろなことを一緒に調べました。とても真面目なものから、「『おそ松くん』に出てくる六つ子の名前は?」なんてものもありました。「碓氷峠の名物は?」なんていうのが出たときは、たまたま実家に「峠の釜飯」の空き容器があったので持って行ったり……。
 結構、面倒くさがる親や子どもも多くて、一部では不評だったようですが、調べるながら、親子で一緒のときを過ごすのに意味があるのかなあと感じました。ときおり、こっちがすご~く詳しいこともあって、子どもから尊敬されたりするのもまた、うれしい思い出です。

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