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2004.12.05

いろいろ

昨日は、家人が皆はやく眠った、と思ったのでひとり静かにストーブの前に本を読んでいたら、10時少しすぎに、ひとり子どもが起きてきた。「いま、起きているのは、ぼくとおかーちゃんだけだね」その言葉にころりときて、「だから、読んで」と言われた『美女と野獣』(岩波の新刊絵本)を読むことに。長いのです、この本は。でも、確かにおもしろくてついついとりこまれていたのですが、30分たってもまだ3分の1は残っていたので、さすがに「寝よう」と声をかけると、本人も眠かったらしく、「明日つづき読んでね」とこてんと眠った。続きをひとりで読んでみたかった気もしたが、引き続き自分の読書にもどり就寝。夜中に強風で起きて、最近つづいている胸痛の痛み止めを飲んで、風車の電源を止めた。つれあいは、すーすー眠っているが、私はつれあいの設置したこの風車がいつ屋根ごと飛んでいくんだろうと思うと、強風の時はいつも夜中にひとり起きて電源を消している。もちろん、自動的に強風時には止まる設計になっているし、事実、そうなっていはいるけれど。数年前にとりつけたこの風車は、つれあいが設置代を浮かせようと自分で屋根にのぼってとりつけた。ローンも残っている家の天井をドリルで穴を開け、命綱のロープも安いものにすませてとりつけたのだ。さすがに一人で設置するのは大変で私も登ることにようやく決心した日に、子どものひとりが近所の桜の木から落ちて頭蓋骨骨折したので、私は登るのをやめた。桜の木はやわらかいらしい。取り付けた風車を、とりわけ上の子は気に入って、学校で作文にも何度か書いていて、うちには風車があるので実はお金持ちなんだろうとこっそり聞いてきたこともある。私も風車はおもしろいし悪くはないと思うのだが、本当に穴があいた屋根をみた時は少しだけ、くらっときた。つれあいは、強風になるとわくわくしているのだが、私はやっぱりドキドキ不安になってしまう。

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コメント

はい!>本を読む
なんのとりえもない母親なので、できることの数少ないことが、本読みくらいなのですよん。

ころりときて、という表現にころりときました。
こういう描写はいいですね。

私も、絵本を読んでくれたり、また「なんで? どうして?」という質問に面倒がらずに答えてくれた両親には今でも感謝しています。
これからも楽しく本を読んであげてくださいね。

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