北欧の神話
昔話や神話は私から読んでもらうのが、とても好きな子どもたちです。上の子は読める漢字も少しずつ増えてきているので、自分でも読みますし、弟たちが望んだ絵本を読んであげたりもしています。でも、あぁ、これは読んでみたいなと思う昔話や神話は、ひとりで声を出して読んでいますと、「あ、おもしろい話がはじまった」と、つつっと近くにきて聞いています。今日はごはんを食べたあと、ほうじ茶をすすりながら、北欧の神話を数編読みました。神々の話は時にとても残酷な描写もありますが、それらに気をとられることなく、話をまるごと楽しんでいるのが、子どもたちの様子から伝わってきます。少しこみいってくると、読み終わるまでは静かに聞き、そのあとにちょっと教えてと筋を整理したりもしています。おもしろいと感じたものは、私が読了したあとの空気でよくわかります。そういう読書は私自身もとても豊かな気持ちになり、互いに充足感をもって物語の世界から現実に戻る幸福な時間です。
« Pache | トップページ | ユダヤのむかし話 »
« Pache | トップページ | ユダヤのむかし話 »
コメント