これから読む本、読んでいる本と秘伝豆
▼『バスの女運転手』(ヴァンサン・キュヴェリエ 作・キャンディス・アヤット 画・伏見操 訳/くもん出版)が出版された。まだ手元にきていないのだが、物語はゲラの時に読ませていただいた。センチメンタルではなく、じーんときて、ガハハと大笑いできるカラッとした物語だ。バスの女運転手が力強くて、乱暴者なのだけど、なかなか複雑な面も見せてくれ、その彼女に対抗する少年もいい。原書のペーパーバックに近い本の装幀にしたというので、届くのが楽しみ。
▼いま、読んでいる本は『ルーカス』(ケヴィン・ブルックス著・林 香織訳/角川書店)。今日中には読了すると思うのだが、すごくおもしろい。前作(『マーティン・ピッグ』より、ぐいぐい読ませる力があるように思う。ラストがどうなるのか。この2冊とも、装幀が英米のペーパー・バックのようで、軽くて値段も手頃、1050円(税込)。
▼『酒味酒菜』(草野心平 ゆまに出版)を入手。おもしろそうで、わくわく。
▼ウェストールの新作『禁じられた約束』(野沢香織訳/徳間書店)を近々読む予定。ウェストールは福武書店から出ていた時から読んでいる。今度、ウェストール・コレクションというレーベルで一連の作品プラス新刊として、『栄光への墜落』(仮題/小野寺健訳)、『クリスマスの幽霊』(仮題/坂崎麻子・光野多惠子訳)も出るようだ。
▼秘伝豆という山形は高畠町特産のお豆を取り寄せた。いま、塩茹でしたのをつまんだらおいしい! このままずっと食べ続けていたらすぐなくなってしまいそう。オルチョサイトではこの豆でピザをつくったのが載っていたので、それをぜひ試してみたいと思っているところ。
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