サトクリフ
▼『イルカの家』(ローズマリー・サトクリフ・乾由美子訳・評論社)を読み始めている。評論社からは、『闇の女王に捧げる歌』以来、2作目のサトクリフの本。「何も起こらないからこそ、小さなよろこびややさしさを味わえる、こういう本もあっていいわ」という励ましが評論社からあったと乾さんがあとがきで書かれていて、読み進めるのが楽しみだ。
▼『ルーカス』読了。とてもよかった。わかりやすい言葉でYA世代の痛さ、そしてそれ故の喪失を普遍的に書けている物語だった。
▼他、文庫本1冊読了。読みきった10冊のレビューはただいま公開中。
▼「ライアンの娘」(デイヴィッド・リーン監督)をレンタルして観た。子どもが寝静まってひとりでこういう映画をみるのは何年ぶりだろう。ケープタウン近くの喜望峰の海岸で撮影されたという海はすばらしかった。劇場で観るともっともっとよいだろうに。皆、たくさん話をせずにとも表情や仕草でたっぷりの感情を出していて、その奥にある感情の深さに思いを馳せた。神父の最後のセリフがすごくよくて、眠る前にお風呂に入って気持ちを静めたほど。
▼みなみストアーは今週ちらしがお休みで少しさみしい。昨日は柔道の日で、お鍋。オルチョと塩と昆布で、うどん、白菜、芹、ネギ、春雨、鶏のもも肉をいれた。つれあいが帰宅すると、「いいにおいだなぁ」と、うれしそう。
▼今年の雪は少ないというカメムシ予報はうーん、どうなのだろう。60cmの積雪も記録されているし、山沿いは3m近い。昨日もけいてぃーで除雪している。今日もそうしなくてはいけない吹雪状態。
コメント