つらつらと
▼家の中で風邪がひとり2週間単位で回転しはじめた。おかげで、授業参観や懇談会や子ども会の総会など、家の外に出る用事はすべて欠席。外は雪で寒くて、なんだか時がゆっくりまわって、不思議な時間。明日の出かける用事も楽しみにしていたものだったが、欠席となった。日常的に不足しているものだけを足早に済ます。こういう時は軽自動車の方がすいすい駐車できるので、そちらの車で移動。私がいつも運転する車はとうとうオートマになっているのだが(急いで必要だったので品薄のマニュアルを中古で見つけることができなかった)、軽はマニュアル。決してうまくはない運転だが、マニュアル車の方が楽しい。ギアチェンジしていると、自分で車をコントロールして動かしている気持ちが心地よいのだ。雪のふる中の運転は神経使うので好きではないが、マニュアル運転のおかげで楽しめた。
▼風邪人にはおかゆや、うどんなど。夕ごはんは、ごぼうと豚肉の炊き込みごはん、豆腐と水菜のおみそ汁、大根と人参のなます、ポテトコロッケ。久しぶりにコロッケを揚げたら、ほくほくにおいしくできて、少し気持ちが上向いた。
▼ひょんなことから『九月が永遠に続けば』(沼田まほかる 新潮社)を読了。地獄のような目にあった人は果たして救われるという時を得られるのだろうか。がっしりとした文体から、センチメンタルなものなくシアワセとはなどと考えた。
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