蛤
あまざけちょいちょい、あぁまいおいしいあまざけちょい、と、ここ数日ずっと同じわらべうたを歌っていたちびちゃん。(たぶん、“ちょい”じゃなくて“しょい”だと思うのだけれど) 歌がずっと頭にあったので昨日は砂糖の入っていない本物の甘酒を子どもたちにそそいだのだが、ちびちゃんは「これ残す」と一口飲んだだけ。雛あられは3人取り合うように食べていました。
夕食には蛤を用意して吸い物に。全部使わず少し残して、ゆでた芹と蛤をごま油で炒めて、醤油と粉ざんしょうで味付け。「きょうの料理」の冒頭にのっていた一品で、こちらは大人が堪能。ほかは、いくら寿司ごはん、ポテトサラダ、スナップえんどうをゆでたもの。一番人気はスナップえんどう。水の分量に対して1%の塩分でゆでるというのをしてから、本当にゆで野菜がおいしくて、他の調味料はいらないくらい。昨日もマヨネーズもドレッシングもかけずに、みんなでパクパク。
『コルドバをあとにして』(ドリット・オルガット作 樋口範子訳 さ・え・ら書房)を3日かけて読了。自分の宗教はユダヤ教だと知らされたのは、カルロスが13歳の時でした。それから起こるできごとは、どれもがユダヤにつながることで、カルロスにとっては過酷なことばかり。ユダヤ教徒追放令で起きた異端審問がカルロスの家族にも及んだのです。コルドバ、ボルドー、アムステルダムと移動するカルロスについていくために、読み手の私も地図を見ながら、今カルロスはここの位置、と確認しながら読みました。訳者あとがきによると、この時代は日本の江戸時代、寛政年間で鎖国がはじまった時だそうです。まだうまく言葉がまとまらず、再読しているところ。
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