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2005.03.08

影ぼっこ

昨晩はまんなかの子が読む絵本を選びました。「いい絵本もってくから待っててね」とにこにこして持ってきた2冊は『影ぼっこ』(ブレーズ・サンドラール文 マーシャ・ブラウン絵 おのえたかこ訳・ほるぷ出版)と『ゼラルダと人喰い鬼』(トミー・ウンゲラー たむらりゅういち・あそうくみ訳/評論社)。『影ぼっこ』は、サンドラールの散文詩にマーシャ・ブラウンが力強く独創的な絵をつけた本。影は人生の二面性を表しているかのように思えるとマーシャ・ブラウンはいい、ゆらめきながら、静かに時に迫力をもって影がページから読み手を見据えます。夜に読んでいるので、なんとも不思議な空気が流れ、読んだあと、上の子が「影ぼっこはこの部屋にもいるね、ほら、きっとそこに」と言うので、まんなかの子が「なんかこわいな」と少し怖がっていましたが「なんかすごい絵だった」と上の子はとても心にふれたようで、満足げした。続けて読んだ『ゼラルダと人喰い鬼』は、子どもたちが何より好きなおいしい食べ物がでてくるので、ぼくはこれを食べる、わたしはこれ!と指さししながら、にぎやかに読み、おやすみなさいで電気を消しました。

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コメント

「熊ぼっこ」わかりますぅ。うちにはないのですが。数年後に帰省した時に買おうかな。

影「ぼっこ」はshadowの訳語としてあてたようですね。アフリカの土着性(?)をだすための工夫なのでしょうか。かえって日本的に聞こえてしまうので、ただ「影」の方がこの絵本にはあってると思っています。

「熊ぼっこ」は、私が子どものころから家にあった、北海道みやげの熊の木彫りです。いまでもときどきみやげ物店の片すみで見かけます。うちには大小2頭がいて、なかなかかわいいですよ。

ネットで写真を見つけようとしたら、ラーメン店ばかりがヒットしてしまいました。

影「ぼっこ」も方言なのかしら・・・。

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