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2005.04.03

夕ご飯と読了本

▼今晩は、五分つきごはん、おみそ汁(大根、油揚げ、芹)、ミルクマッシュ、トマト味のキャベツ煮、ふきのとうの天ぷらすこし。昨日、庭の草を少し焼いたら、ふきのとうがいくつか見つかったので、天ぷらに。キャベツはごろっと切って、トマトジュースやケチャップ、ウスターソースなどの調味料に、にんじん、挽肉をいれてぐつぐつ煮る。さいごにスープに片栗粉でとろみをつけてキャベツにかけて食べる。ミルクマッシュともども小林カツ代さんレシピで1年前の「きょうの料理」より。野菜たっぷりごはんにつれあいもおいしかったと満足げ。子どもたちに一番人気はミルクマッシュで、すり鉢でつぶしたあとのすりこぎについていたマッシュを3人でかわるがわるきれいになめつくしていた。

▼『罠におちた男』(アイザック・B・シンガー 島田太郎訳 晶文社)
自ら墓穴をほってドツボにはまっていく男性をシンガーがうまーく書いている。いやいや、まったくかわいそうな男性だ。おもしろかった。

▼『読む力は生きる力』(脇明子 岩波書店)
絵本は発達しすぎたという表現よりは、たくさん刊行されているので、分類項目が増えているのだと思う。小説に文芸やエンターテインメント、SF、ライトノベル等々と分けて評されるように、絵本もかなりエンターテインメントに特化したものが多くでているように見える。

▼「天国/地獄」(ジュンパ・ラヒリ 小川高義訳 雑誌「新潮」3月号より)
ラヒリの作品を読んでいる人なら、あぁこの人に見覚えがあると思う人たちが物語の中で動いているので、とっつきやすく読んだ。

▼その他は『絵本作家ガブリエル・バンサン』(BL出版) この本はBL出版だからこそつくれた1冊。『私が語りはじめた彼は』(三浦しをん 新潮社)さらさらと読了。

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「読む力は生きる力 」 今日読んだ本です。 赤ちゃんに読ませる絵本から短編・長編小説まで、さまざまな本に対する功罪および、本を読むということの重要性を述べています。 「字は読めるのに本は読めない」という、ちょっと信じられませんが、そういう人が最近多いみたいです。 僕はおかげさまで本を読めるので親に感謝しています。 ただ、「何故本を読むのが良いか?」という疑問に対して�... [続きを読む]

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