ボヤンさん
5年前、参加していたニフのpatioで教えてもらった詩人のボヤン・ヒシグさん。直接会ったという、やっぱり詩つながりのネット友人が、放物線のような詩を書く人がいて、立派な体をしているのでモンゴル相撲やってたでしょうと問いかけると高校の時にやっていたと応えてくれた話をpatioに書かれていました。久しぶりに読み返した『懐情の原形』(英治出版)、ボヤンさんはいまはどこにいるのかしら。そして、私は5年前と同じように、モンゴルで、今も手紙のことをプレゼントという地域があるというくだりはやっぱりいいなと思ったのでした。ボヤンさんの詩の話題になった時、やっぱりキレのある詩を書くには体を鍛えなくちゃねという話も出たことを思い出し、めっきり体力が落ちている自分を省みて、せめて室内でできる腹筋とかしなくちゃと思ったりも。英治出版サイトではメールアドレスを登録すると立ち読みも可。
故里
地図で探せば
故里は一滴の涙泣かないで
と母から手紙がくる
それを読みながら
私は泣く涸れることのないその涙は
ノスタルジアを
温かく潤してくれる故里は地図の上から
涙の目で私をみつめている
永遠の青空を大きくするため
私は故里を遠く
離れている
ボヤンヒシグ
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ボヤンさん、コメントありがとうございます。とってもうれしいです。また詩を読ませてください。私はボヤンさんの詩も文章もとても好きです。
投稿: さかな | 2005.09.08 23:42
みなさん:こんにちは。皆さんのコメントや投稿を読ませていただきました。嬉しかったんです。僕は今北京で住んでいますが、日本で過ごした八年間を常に懐かしく思い出します。
投稿: ボヤンヒシグ | 2005.09.08 11:33
くるりさん
ふふ、ナーダムに行ったことは本当にとってもとってもいい思い出で、まとまったお金を使ったものの中でもっとも満足度が高いです。このころはまだネットの調べ物もお金がかかって、データベースでモンゴル関連書籍を調べるのに5000円近くかけたことも思い出のひとつです。
投稿: さかな | 2005.04.25 09:38
さかなさんは、ナーダムご覧になったんですよねぇ。
うらやましい。
馬を間近で見られるというのは本当に心惹かれます。
モンゴル相撲の大会もあるのですよね。
『ホテル・ウランバートル』読んでみよう!
投稿: くるり | 2005.04.24 21:28
くるりさん、こんばんは! 私もナーダムが見たくて行ったのでした。どれもよかったです。たくさんの馬を近くで見てさわれたり、どの待合いテントでも、馬乳酒がふるまわれ。ナーダム以外でも、あちこちの国からおさがりでもらったような古びた遊具ばかりの遊園地の乗り物も楽しかったし、日が長かったので、明るい夜の散歩もおもしろかったです。書籍では工藤美代子さんの『ホテル・ウランバートル』(作品社)がおすすめ。モンゴルに行って帰ってきてからこの本が一番ぴったりきました。
投稿: さかな | 2005.04.22 20:35
さかなさん
きゃーそうでしたっけ。
恥ずかしながら、記憶ゼロです。本当に。
ああ、いやだ、日常生活ではしょっちゅうおばかな物忘れしますが、やまねこ関係ではけっこういろんなこと覚えていたはずなのに(ひとつひとつがたのしい思い出だから)。
ちょっとボーゼンとしてます・・・(^^;
モンゴルは、友人がお嫁にいったり、留学生がうちにホームステイしたり、前の職場で1年だけ同僚の人がいたりと、いろいろと思い入れのある場所です。1度いってみたいなぁ、ナーダムのころに。
ボヤンさんにもお会いしてみたいなぁ。
投稿: くるり | 2005.04.22 18:31
せいさんのおかげで知り得た詩人さんですよん。この時、いろいろしゃべったMムラさんのサイト、閉じてますね。またどこかで復活するかしら。
bk1はリニューアル後、いろいろ不具合がでているようですね。私はいまのところ快適に注文できてます。なぜだろ。
投稿: さかな | 2005.04.22 10:04
こんにちは~。
さかなさんの文章は、くずれないものがある、
インナー・マッスルが勁い文章に感じてます。
だから、まだまだイケますとも☆
話は変わりますが、利用しようと思いつつ、
なぜかその度に品切れだったりタイミングが
悪かったりして未だに使えずにいます、bk1。
無事に使えることを祈っててください(笑)。
投稿: せい | 2005.04.21 23:46
くるりさん、コメントありがとうございます。ふふ5年前にこの本いいんだよーと、やまねこでも話をしたらくるりさんの先輩の会社だとうかがいました~。ボヤンさんはエッセイもすてきな文章を書かれて大好きです。モンゴルに帰られたと思うのですが、いまも日本語を書かれるのかしら。
ノスタルジー、いいですよね。
投稿: さかな | 2005.04.21 09:38
さかなさん、こんにちは。
すてきな詩ですね、さびしいけれど、あたたかい。
「放物線のような詩」「モンゴル相撲」、この形容からも詩人の方のすがた、そして作品の全体のすがたがみえてくるようです。
実は英治出版は、わたしの先輩の会社です。
学生時代から数年前までは、よくいっしょにお酒を飲みにいきました。
先輩、お元気かしら。久しぶりにみたお名前も、ちょっとノスタルジーです。
投稿: くるり | 2005.04.20 22:53