コールド・スナップ
「ファウスト Vol.2」届く。もちろん最初に読むのは「コールド・スナップ」。作品用の専用書体がいい雰囲気で物語にあっています。まちがいなくトム・ジョーンズ本人の作品なのだけど、訳者である舞城王太郎さんの作品を読んでいるかのように思えるほど、翻訳が作品にぺったりくっついていて、「コールド・スナップ」の空気にあっています。冒頭すんなり入るひと言がきまってる。「クソったれのボケってなもんだ」
「風の旅人」Vo.13も一緒に注文しまとめ発送なので一緒に届く。白川静さんの手書き文字による巻頭の文章がよかった。読んだら次のページには活字にうつされたものも掲載されていたけれど。セバスチャン・サルガドの写真も迫力あり、イグアナの手やねころんでいるところが印象に残る。水越武さんによる「聖なるバイカル湖」にうつっていた、バイカルアザラシの顔がつよくつよく残った。
「シューへー通信」も今日届いた。今回で40号、10年目の記念号でした。わら半紙に美しく印刷された写真と読みやすいレイアウトで、直球の文章が書かれてる通信。たぶん、私も9年近く読んでるはず。「ナショナル・ジオグラフィック」5月号も届く。ここに入っている写真は「風の旅人」の写真とはまたぜんぜん違う。子どもたちは、この雑誌が届くと、かわりばんこに写真に見入っている。「風の旅人」も見せなきゃ。
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