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2005.04.14

みんなのベロニカ

先日いただいたコメントに『みんなのベロニカ』がその方の学校での読み聞かせ定番と書かれていた。わが家もまねして、この絵本を今晩の絵本に選ぶ。上の子が「おぉ、ひさしぶりだねー」と喜んだ。かばのベロニカは、「あら、すてきな所だわ」という第一印象をパンプキン農場にもったけれど、農場の動物たちはベロニカに不親切。誰も近づいてこなくて、ベロニカはだんだんつまらなくなり、しまいに具合が悪くなってしまう。パンプキン農場の動物たちは、ベロニカの姿が見えなくなると……。新参者に対する冷ややかさ、それでもどこか、カラリとしていて、まったく気にならないわけではなく、少しずつ少しずつ距離が近くなっていく様子は、心根のあったかさを感じさせる。だんだん仲良くなっていく様子にまんなかの子は、なんとなく励まされたようなうれしさをもっていたようだった。明日はペチューニアを読もうかな。

みんなのベロニカ
神宮 輝夫 / Duvoisin Roger


夕ご飯、けっきょく冷凍庫にやりいかがあったので、すりおろしたにんじんやホールトマトを使って、パエリア風ピラフを炊く。江島雅歌さんのレシピ。やわらかくてあったかい味のするピラフで、やりいかがおいしかった。コーンクリームスープをつくり、サワークリームをいれて食べる、こちらも味わい深くて満足。給食の献立をみると家で食べてほしいものに海草類とあったので、めかぶを添える。ちゅるちゅると子どもたちが食べていた。

▼進捗
来週の水曜日までに読む原稿 63/1123枚(400/枚)
今月読む本 6タイトル(7冊)/10タイトル(13冊)

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コメント

"Green Cat"はまだ邦訳されてません! 邦訳されてほしいです。ツェマックとはまた違う味わいがあります。

ベロニカよかったです。いつも思いますが、我が子に読む醍醐味は、数年単位で目の前で読み、その楽しみを間近に見ることですね。今回も上の子は何度となく見て聞いているのに、反応が具体的(言葉にする)でした。ペチューニアを今晩読もうと思っていたのですが、柔道で疲れ果ててバタンキューでした。

さかなさん、
ベロ二カ、さっそくお子さんと楽しまれたのですね。
新学期、新しいクラス、嬉しいけどちょっと、どきどきな子ども達。最初はなじめなくてつっけんどんな言い方されたりして、しょぼんとすることがあっても、ベロ二カたちみたいに、自然になかよくなってほしいですよね。みんなのベロ二カは仲良くなる過程がわざとらしくなくてほんとに自然に描かれていて、いいですよね。
ダイヤル・カー・カルサは「いぬがほしいよ」という絵本がすきです。ローラースケートを犬に見立ててお散歩するところは、身につまされます。うちは集合住宅だから、犬は飼えないのです。Green cut読んでみたいな。翻訳はまだ出てないのですか?

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