神さまが……
シンシア・ライラントの新作本、『神さまが……』(偕成社)
今回はささめやゆきさんが訳も絵も描いている。
こういうたぐいのものとの出会いをずっと待っていたのだと、絵を描いてみてわかった。これは妙ないいまわしかもしれないが、絵を描くということはそういうことなのだ。
……こう、あとがきでこう書いている。
だれでも高い理想をもつものだと定義してきたが
そうなるとこれはちょっとまずいこととなる
神さまの愛は計りしれないほど
大きくあらねばならない
それなのにその肉体がたるんでいてはね
だから服を着たまま
お風呂にはいったの
――神さまが風呂に入った より
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