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2005年7月

2005.07.31

祭りひとつおわり

 午前11時25分、いっせいにセミがにぎやかになる。お風呂場にはまたもカエルがいて、お風呂のふたに糞を残していた。子どもたちは勉強ひとくぎりして、たたみの部屋でなにかの付録についてきたゲームをしている。おいしくアイスコーヒーいれて、ゆるりと。ふぅ。

 昨日の夏祭りは、最初1時間弱は雨がふらず、しかし天気予報はばっちりで、途中で室内に変更といういちばんしんどいパターン。もう、むんむんむしむしの中、出店のひやかしや初のバザー出店もそれほどもりあがらず、ビールだけはバンバン売れた。家族でフランクフルトやおにぎりやおもちゃで楽しむこともなく、大人2人はあっちこっちで祭り裏方で動き回っていた。最後の保護者の方が園を出られてほうっと脱力。終わってよかった。まぁ、決して思い出に残る楽しいものではなかったかもしれないけれど、いっしょうけんめいやることはやったので、次へのことは来年に頭あたらしくしてやっていこう、と、今朝起きて思いました。昨晩はぐたぐたに疲れてビール飲んで、あーしたらよかったのでは、こうすればよかったのではとうだうだとつれあいと話をしていたけれど、一晩ねたら、まぁいいかって思えたので、そういうことで。

 今日はのんびり、できるといいな。

2005.07.28

夏野菜

▼子ども友達のおうちから夏野菜いただく。きゅうり、なす、いんげん、トマト。ごちそうさまです。さっそく、なすは炒めておろししょうがをたっぷりつけて夕ご飯に。あとは、うなぎと梅干しの混ぜごはん(食い合わせは心配しなくても大丈夫とレシピにあったので)。長いものおみそ汁に青のりをかけて。きゅうりのキムチ浅漬け、冷やしトマト。

▼日中、細切れ時間を寄せ集め、子どもたちの騒音の中、集中する時間をつくって原稿読みをし発送した。はじめて、集配所に持ち込み。思ったより近所だった。

▼家の中でコガネムシらしきムシがぽとりと上から落ちてきた。なぜ?

▼学校プールがはじまり、まんなかの子疲れたのか、夕方、勉強しながらの格好で寝ていた。かわいかったので、寝顔をパチリと撮影。寝て起きたら充電されたのか、すごく元気になっていた。

2005.07.26

スタッドラー

『ビバリーとしょかんへいく』(まえざわあきえ訳 文化出版局) オンライン書店ビーケーワン:ビバリーとしょかんへいくのアレクサンダー・スタッドラーの新作。オンライン書店ビーケーワン:ライラはごきげんななめ 『ライラはごきげんななめ』(かつらあまね訳 セーラー出版)イラストレーターでもあり、テキスタル・デザイナーでもあるスタッドラーの絵は、太めでごつごつっとシンプルな線が特徴でオシャレ系。『ビバリーとしょかんへいく』は、本が好きで、恐竜も好きだったら、ちょっとすいつきたくなる絵本で、うちの子どもたちも適度な間隔で読み返していた。さて、今日届いたこの絵本は、明日の朝読んでみようっと。台風の影響で雨かもしれないけれど、ラジオ体操最終日なので、とりあえずは行き、そのあとに読もう。明日はたぶん屋根のあるところで、体操してきます。今朝も雨だったのだけど、傘さしてきたきょうだい2人がいて、うちのとことあわせて5人で体操してきた。モグラの死体は片づけられ、まんなかの子が「でも、おかあちゃん、死んでたとこはふまない方がいいよ」と忠告してくれたので、注意しながら体操した。

2005.07.25

きゅうり

 庭畑のいちばんの豊作はきゅうり。毎日数本とれるので、キムチ味風味の浅漬けにしたり、ふつうの浅漬けにしたり、日々消化につとめている。今日は、同じく庭でとれたナスを焼いておみそ汁にいれ、そこにもきゅうりを小口切りにし、めかぶもいれてみた。他には、きゅうりとわかめの酢の物。とりあえず2品つくり、それ以外はふつうに五分つきごはんと、いかとピーマンのフライ。今度はきゅうりのスープをつくってみようっと。

 今月読む本はすべて読了し、来月の本も半分届いている。最後に読んだ本がとてもよくて、じんわり余韻を味わっている。原稿読みも届いているが、これは明日以降から読む予定。週末は園の夏祭りがあり、ぼちぼち追い込み準備もある。が、今日と明日は読んだ本について書くことに集中だ。

2005.07.23

ひといき

 家族旅行でハワイアンズへ。毎年行っていると、少しずつコツがつかめてきて、楽しい。来年はこうしようね、と早くもつれあいと計画を練ってしまう。子どもたちも楽しかったようで、なにより。今年は1日目が思いのほかすいていて、まんなかの子は水とたっぷり戯れ、泳げるようになった、やった!

 帰宅した家では、次に読む原稿やら、来月読む本やら、新刊のおもしろそうなファンタジー本やらが出迎えてくれ、わくわく。あぁ、こうして本を前にして、また気持ちが高じるのは、休息の成果。とはいえ、昨晩もゆるゆると本を読んではいたのだけど。つれあいは、私のイチオシ『百番目の男』を、私が寝たあとも読んでいた。彼が読み終えないと、細かなところの話ができないので、早く読了してほしい。なのに、夕食のラーメンは作ってもらったが。美味でした!

2005.07.21

見かけた本

オンライン書店ビーケーワン:わたしの庭

 原稿読みを終わらせて発送。今回の箱にはおもしろいのがいくつか入っていて楽しかった。夏休みに入った子どもたちだが、上の子はさっそく部活の日なのに忘れていて遅れて登校している、やれやれ。ラジオ体操もはじまった。ちびちゃんつれて行くが恥ずかしがって体操をしなかった。夕方から少し発熱しているちびちゃん、早々にお布団に入ったが、明日は大丈夫かな。
 子ども会用事で、図書カードを書店に買いに行った時、見かけた写真絵本がきれいでぱらぱらとながめる。じっくり見ると、ムシたちはどれもきれいだ。わが家の庭にひそんでいるたくさんのカエルたちも、たっぷり固まっているとげんなりするが、一匹だけブランコに乗っていると、かわいく見える。

 追記:これを書いてから玄関にひそんでいたかえるをふんでしまった。ちぇ。

2005.07.20

くれよんのはなし

 ちびちゃんが「これ、よんで」と今朝一番にもってきた。
 お兄ちゃんたちが登校したあと、ちょっと肌寒かったので、布団の中に足をつっこんで2人で読んだ、『くれよんのはなし』(ドン・フリーマン さく さいおんじ さちこ 訳 ほるぷ出版)。はがきを2枚横につなげたくらいのこぶりのこの絵本は左に文章、右に絵がある。文章は小さい人でも順を追って混乱することのないよう、整ったシンプルな形ですすんでいく。絵を描くことが大好きなちびちゃんは、「あ、これ知ってる、紙だ」「くれよんだ」とページの進行を楽しんでいる。1色1本のくれよんたちが、それぞれの役割ぶんだけ、紙に絵を加えていく。空が描かれ、太陽が描かれ、いろいろそろっていく中で少年が描かれる。少年の顔がさみしそうとすぐに気づいたのは、上の子に読んだ時、上の子がいまのちびちゃんくらいの時だった。ちびちゃんは、表情には気にせず、次々加えられていく絵に惹かれている様子。満足感ある最後に、私もすっかり楽しんだ。この絵本が小さい子どもに好まれるのが、今朝はよくわかった。ちびちゃんは、すぐさま「もういっかい」とリクエストし、私もふたたび楽しんだ。

2005.07.19

探す

 あるもので何かつくろうと、いろいろレシピを探す。ピンとくるのになかなか当たらない。見つけたいのは、鶏ひき肉、ニラを使う料理。ニラと納豆でおみそ汁をつくろうか、鶏ひき肉ではつくねにしようか、ミートボールにしてトマトスープと野菜で煮込もうかと、あきらめかけていた時に見つけたのが「にらバーグ」。これぞ、まさしく探していたものにぴったり。れんこんがなかったので、つなぎに卵いれ、ニラを細かくきざんで塩で少ししんなりさせ、挽肉とまぜ、塩こしょうして焼く。さっぱりした味で、ポン酢しょうゆによくあった。あぁ、満足。ほかはいつものように庭のきゅうりの浅漬け、トマトの冷やしサラダ、おみそ汁(いも、油揚げ、海苔)。

2005.07.18

あらま

▼ちびちゃんの中で気に入ったフレーズがでてくると、始終そればかり口にする。いまよく言うのは「あらま!」 何をしても「あらま!」という。プールに行こうと、水着をつけて準備万端、つれあいの会社保養施設へ行くと今日は休みだった。そこでちびちゃんはすかさず「あらま!」さて、次のブーム言葉は何になるだろう。とはいえ、私もふと気がつくと「あらま」と口にしていて、これをマネしているのだろうか、ちびちゃんは。

▼今月読む本は9タイトル読了。残り1冊。週末は出かけるので、今日、明日には読了したい。原稿の方も今週には発送できるよう、明日、明後日スパートをかける。

▼『ヴィジュアル版 ガリヴァー旅行記』(クリス・リデル絵 岩波書店)を読んでいる。ヴィジュアル版とあり絵本の分類で今年度ケイト・グリーナウェイ賞を受賞した作品。全てのページにクリス・リデルの緻密な絵があり、物語もびっしり。文章量もかなりあり、子どもに全部読むには一晩では足りない。とりあえず、私が読んでいるが、古典ならではのおもしろさに、絵が読み手の想像を寄せ付けないくらい細かに描かれていて、次のページを繰りどんな絵を見せてくれるかが楽しみになる1冊。

オンライン書店ビーケーワン:ガリヴァー旅行記

2005.07.17

復元された恐竜の世界

オンライン書店ビーケーワン:ティラノサウルス
『ティラノサウルス』(小田 隆・作絵 真鍋 真・監修/金の星社)

 到着! 骨格から導かれた肉体の美しいこと。大きな体を支える足は、筋肉も描かれ、頑丈でりゅうりゅうとしたその姿にほれぼれしてしまう。上の子はかたい卵の殻をわってでてきた、ティラノサウルスの赤ちゃん(?)姿に「かわいい!」と感動していた。まんなかの子はトリケラトプスを食べるティラノサウルスの様子がすごい!と言っている。ちびちゃんは、トリケラトプスが群れているところが「ここが好き!」とそれぞれ好きなページを教えてくれる。つれあいも、きれいな絵だなぁと眺め入り、私もあらためて、この巨大な生き物、恐竜がこの世に本当にいたんだなぁと、そのはるかな時を感じた。

 8月には、この絵を描かれた小田隆氏の個展が催される。お近くの方はぜひ!

 ◆小田 隆絵画展-復元された恐竜の世界
  ○2005年8月4日(木)〜10日(水)
   午前10時〜午後8時(最終日は午後4時30分閉場)
  ○ 池袋東武 本館6階1番地 美術画廊小サロン 豊島区西池袋1-1-25
    TEL.代表/03-3981-2211 http://www.tobu-dept.jp

2005.07.16

庭野菜とほたるいか

 つれあいが1年かけて土に栄養をあたえていた成果で、今年は野菜がほどよく採れている。ミニトマトも青々としているのが赤くなりはじめ、これからが楽しみ。きゅうりは毎日採れているし、ししとうも豊作。
 夕ご飯に、ししとうとウィンナーの炒め物、庭野菜の浅漬け(なす、きゅうり、大葉)、五分つきごはん、焼きなすのみそ汁、きゅうりの酢みそあえ、そしてほたるいかのお刺身。生活クラブで購入したほたるいかがすっごく美味だった。とろりと口の中で、ほたるいかの濃厚な甘みを感じると「あー、しあわせ」と思わず口に出る。残ったのをボイルすると、またこれもおいしく。また食べたい!

 その前の夜は、サラダそば。日本そばの中華版みたいな感じで、しいたけを甘く煮たもの、錦糸卵、きゅうり、ハムの千切りを散らし、わかめのざく切りもいれる。たれはごまだれ。さっぱりおいしかった。

2005.07.15

ポップアップ

 松井るり子さんの講演をはじめて拝聴したのは、ちびちゃんを授かる前だったので、4年以上前だろうか。ロバート・サブダさんのポップアップ絵本を紹介されながら、こういう繊細な絵本を楽しむのは、壊すのが心配な年頃でもある小さな子どもたちです。壊すのが心配ないくらい大きくなった子どもの感動より、小さな子どもの方がより深く紙でつくりあげたこの絵本の美しさをとらえるでしょうと言われたのが心に残り、とはいえ、それでもやはり注意しながら、子どもと共にサブダさんの絵本を楽しんできた。松井るり子さんは、おおらかでのびやかに子どもの本の楽しさを実用的に語られる。だからこそ、ちびちゃんを授かった時の恩恵にもあずかったのだ。

 そのサブダさんの新刊"Dinosaurs! Encyclopedia Prehistorica" by Robert Sabuda and Matthew Reinhartが刊行された。こちらを見ていたので、届いて色がついていてびっくり。鮮やかでダイナミックなつくりの恐竜たちに子どもたちが「おー!」と喜んでいた。『 ウォーターハウス・ホーキンズの恐竜』のエピソードもポップアップに一役かっている。明日は、いつか買おうと思っていた『ティラノサウルス』(小田隆作・絵 真鍋真監修 金の星社)が届く予定。中村びわさんのブログで知ってから本棚にいれなくちゃと計画していた。『最新恐竜学』は明日リアル書店で探してみようと思っている。楽しみ!

2005.07.14

ゴマ

▼下読み原稿発送日。ぎりぎりまで読んで午後に発送した。もう少し続く様子で、今回は若干期間が長い。書きたい人は年々多くなってるのだなぁ。今月読む本はようやく5タイトルめ。じーんと感動する本もあったりで楽しめている。

▼「きょうの料理」7月号に掲載されていた栗原はるみさんのゴマレシピで夕食を。おみそ汁に練りごまをいれるとコクがでる。ゴマみそ汁(お豆腐、わかめ)に、照り焼きレンジチキン。味付けの調味汁が濃厚でおみそや中濃ソース、ケチャップやらでおいしい味をしみこませる。 レシピどおりのミックスハーブもなにもなかったので、キャベツをざく切りにしてオルチョと塩で軽く炒めた上に、チキン、ゆで卵、トマトをおいてドレッシング(これは手作りではなく、生活クラブのサウザンアイランドドレッシング)をかけた。ほかは、おすそわけいただいた、きゅりと大葉となすで浅漬けをつくり、ほかは小松菜のおひたしじゃこがけ。五分つきごはん。

2005.07.13

エディッタ

 届いていたけれど読んでいなかった「未来」7月号に目がとまる。目次が表紙にあるので、それを目で追っていくと、『秀丸フル活用術』の刊行予告として、未来社代表取締役のによる文章がある。Windows系の代表的なエディッタといわれる秀丸を私も長年愛用している。ワープロソフトより手軽で使いやすい。でもマクロ機能をそれほど利用してこなかった。

 出版のためのテキスト編集用として、表記統一用のためのマクロ9種類用意した『秀丸フル活用術(仮称)』(翔泳社より刊行予定)。マクロ・ファイル名は「ファイル整形マクロ」「不適切表記修正マクロ」「漢字を開くマクロ必須編」「送りがなの統一マクロ」など興味を引くものがずらり。「オールマイティの技法というものはありえず、あくまでも一般的な問題に幅広く対応できるよう設定してあるだけ」と書かれているように、このマクロを使えば万全の文章というわけではないのはよくわかる。おもしろそうなので、刊行されたらぜひ買って試してみたい。

2005.07.12

ミラベル

▼9日から昨日11日まで3日間、文章を書いていても心があちこち忙しくワープしている気分だった。ようやく今日から地に足がついてきた感じでほっとしている。

▼今日の夕飯は、五分つきごはん、かきたま汁(ニラ、しいたけ入り)、きゅうりと新しょうがの浅漬け、いんげんの黒ごま和え、炒めビーフン。ビーフンは昨日、つれあいがつくってくれたオムレツの具を味付けなおし、錦糸卵と絹さやとタケノコをプラスしたもの。リニューアルされて、つれあいもおいしく食べてくれた。上の子もビーフンを気に入って、明日の朝ご飯にもつくってくれと言っていたが、また今度。まんなかの子は黒ごま和えが甘い味付けなのが気に入ったよう。私もワープ期間を経て、久しぶりにきちんとつくれた夕食だった。

▼リンドグレーンが文章を書き、ピア・リンデンバウム(日本ではまだ絵本1冊しか紹介されていない)が絵を描いた絵本を子どもたちと読んだ。私も届いてから、はじめて読む本で、どんな展開になるのか、読んでいても先が知りたくて、目で絵を追っていた。テキストは1949年、絵本になったのは2002年の作品。むかしの作品はゆったりした時間が流れているように思える。この物語も、しずかにゆったり、そしてリンドグレーンらしい幸福感がある。お人形の登場には私も子どもも、え!とびっくり。読後感も心地よく、子どもたちが「いい話だねぇ」としみじみしていた。

ふしぎなお人形ミラベル』 
アストリッド・リンドグレーン作 ピア・リンデンバウム絵 武井典子訳 偕成社
オンライン書店ビーケーワン:ふしぎなお人形ミラベル

2005.07.11

恋愛市場

恋愛市場
 
 

 恋愛市場
 サラ・ダン著 菊池由美訳 ポプラ社



 キュートな表紙の中では、32歳独身アリソンが恋愛について考えて考えてそれらを言葉に出していく、マジメな恋愛物語。とことんまで、この愛でいいのかと考えていく主人公の独白につきあっていると、実際はわずかな期間だったにもかかわらず、読み手は濃密な時間をアリソンと共有している。

2005.07.10

 まんなかの子がサッカーボールを蹴る絵を描いた。はじめてボールの模様(?)まで描いたので、すごい!といっぱいほめたら、ちびちゃんも、「これ、サッカーボール」と独特の模様入りのまーるい○を描いた。こんな風に見えるのだろうか。刺激を受けて、それをすぐさま取り入れていく子どもたちの絵はいつ見ても楽しい。上の子も、すごい!とほめた絵は「どれ、見せて」と必ず見ている。次はどんな新しい絵を見せてくれるかな。

 土曜日は保育参観のあと、いつもの保護者会の会議が市内のホテルで行われた。これで9月までは次はない。土曜日の整理をしたら、少しこのことから頭を離さなくては。

2005.07.07

ペルセポリス

オンライン書店ビーケーワン:ペルセポリス 1  オンライン書店ビーケーワン:ペルセポリス 2 
『ペルセポリス』I・II /M・サトラピ著 園田恵子訳 バジリコ

 原書はフランス語。その後、英語を含め12か国語で翻訳され、日本では2冊同時の刊行となった。7月3日付けの新聞書評で池澤夏樹さんが、“いくつもの側面をもつおもしろい本”と紹介し、”翻訳も見事だ。短い字数で原文の真意を伝えるという、映画の字幕に似た作業を訳者は完璧にこなしている。”と評していた。
 1969年にイランに生まれた著者の自伝、著者の祖父は先代皇帝の王子の一人であり、父から聞く話、進歩的な母の影響もあり、早くから預言者になりたいと願ったり、戦争や革命について一過言をもつ著者の成長が描かれる。まだ読んでいる途中なのだが、めっぽうおもしろく、つれあいにもすすめたら、おもしろく読んでいる様子。イスラム原理主義がひたひたと伝わり、頭の中をいろいろ考えがうずまきながら、早く読了したいが、急ぎすぎたくもなく、読み返したりしながら適度なスピードで読んでいるところ。

2005.07.05

とおいところへいきたいな

▼夕飯は五分つきごはん、おみそ汁(なめこ、大根)、和風ラタトゥユ(庭で採れたなすときゅうり、大葉にトマト)、大豆ハンバーグ。
 煮物ではなく、なすを素揚げし、その他は一口大に切って、甘辛つけ汁につけたもの。「きょうの料理」の6月号にのっていたもので、ちょっぴり辛くしたのだが、子どもたちも喜んで食べてくれ、ちびちゃんはトマトを手でとってばくばくと消化。おいしかった。

▼眠る前の絵本は『とおいところへいきたいな』(モーリス・センダックさく じんぐうてるお やく 冨山房)。淡くシンプルな色づかいで、子どもが自分の思うままになるところへいきたいなという大きな気持ちを描いている。とおいところってどこかしら。自分の話を好きなだけ聞いてくれるところへ私も行ってみたかった、かな。上の子は「ぼくもとおいところに行ってみたいよ」まんなかの子は「ぼくはとおいところには行きたくない」 ちびちゃんは、読み終わった絵本を「とおいところへいきたいな とおいところへいきたいな」とくり返し口に出して、ひとり絵本を繰っていた。

2005.07.04

パソコン不調

 2月にノートパソコンのHDが壊れてしまい、家のパソコンからあちこちつなぎあわせて、キューブ型のものをつれあいに作成してもらい快調だったのだが、日曜日からまた不調。どうやら熱のせいでまたもHDがだめになりかけているようで、がっかり。くすん。ちょうど、日曜日にいくつかファイルをアップロードして、さて次にすることはと考えた瞬間から、HDを認識しなくなってしまったマイパソコンよ。まぁ、ひとつは更新できたのでよかったのだけど。丸一日、本体からHDをはずして冷まし、だましだまし使用中だけれど、新しいHDを購入して、移行準備をしてもらっている。感謝>つれあいさまさま

2005.07.03

てこねずし

 JAFの会報が届いていたのに、読んでいなかった。つれあいが先に読んで、これ食べたい!と言い出したのが、てこねずし。かつを買ってきて早速つくる。JAFのレシピポイントは、出汁を使うことで、これにしょうゆと砂糖をいれてつけ汁に。かつおも流水でよく洗うとあった。大葉は庭にたっぷりあるので、とってきて細切り、しょうがも細切り。おいしかった! つれあいにはちょっと甘かったよう。もう少し砂糖を控えてもよかったかな。おみそ汁は、お豆腐と小松菜。ズッキーニとじゃこの山椒和えをつくりミニトマトを添える。山椒は花山椒をつかった。麻婆豆腐もそうだけど、香りがぐんとよくなる。ヌーヴォーのオルチョと塩と山椒だけで和えたものだけど、輪郭がはっきりした味のオルチョとよくあっていた。

2005.07.02

あじのたたき

▼あじの三枚おろしを買い、たたきをつくる。細ねぎ、しょうがをみじんぎり、みそをあえながらトントンあじとあえる。庭の大葉がわさわさなってきているのを、5~6枚ちぎってきて、お皿にしいて、たたきをのせる。ちょろっと醤油をたらして食べる。おいしい~。
 そのほかは、小松菜とかんぴょうのごま酢あえ、これはつれあいが絶賛してくれた。ふふ。
 大根のしそ甘酢づけ、五分つきごはん、おみそ汁(海苔、大根、めかぶ)。

▼『あめあめふれふれもっとふれ』を読了。雨がふっても外で遊びたいという、素朴な動かし難い強い希望を、やさしいまなざしで描いている絵本。原書は1972年刊行なので、新刊とはいえ年季がはいっている。古い本がたくさん刊行する流れは何を意味するのだろう。その当時翻訳されなかったものが、今だから得られるのだろうか。ひとくちに、古い原書本の翻訳書すべてと、まとめて語れるものではないけれど。

 
あめあめふれふれもっとふれ
Ardizzone Edward / シャーリー・モーガン文 / 中川 千尋訳 /

2005.07.01

だいこん

 明日は子どもたちを遊び広場につれて行く日。10時から3時まで、ひろい自然の中、スタッフと子どもたちだけでお昼も自分たちでつくって過ごす日で、メニューは流しそうめんらしい。天気次第だろうけれど。親は送迎のみの広場なので気楽です。上の子は去年も流しそうめんを食べているので、弟に「明日は流しそうめんだぞ、はしでつかむの大変だからな」と話していた。いいなぁ、自然の川での流しそうめん。

 大根をスティックに切ってオルチョかけて塩かけてトースターで5分ほど。ほくほくに滋味美味。もう1種は、すし酢と砂糖をちょろりと薄切りにかけて、いずれも寝酒のつまみ。これを食べて飲んだら眠ります。目覚まし時計の音を気にせず眠れる週末。るるるん。

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