« 昨日のうどん、今日のオクラ | トップページ | オリーブを摘む夕暮れ »

2005.08.12

カレーソーセージ

curryカレーソーセージをめぐる
レーナの物語

ウーヴェ・ティム 浅井晶子 訳 河出書房新社

読んでみれば、確かにタイトル通りの物語。カレーソーセージを最初につくったと思われる女性はすでに老人ホームに入っている。そこまで訪ねて話を聞こうとする「僕」。核心のカレーソーセージの話題に近づきそうで、物語はいっかんしてブリュッカー婦人の秘めた過去が語られる。戦争、恋、そして偶然の産物によるカレーソーセージ。40の齢に近づいたブリュッカー婦人が若い青年に求めたものは恋? 愛? 非日常が日常である戦争という時の中、ひとりの女性が語る物語はねばつくようにおもしろかった。

▼ということで、今朝はチリソーセージにケチャップをからめカレー粉をまぶして焼いてみた。カレーの味よりはケチャップが勝っているのだけど、でもあたりまえだけどケチャップ一色の味ではなくおいしかった。子どもたちにも好評。ネットで"Currywurst"を検索するといろいろなカレーソーセージが見ることができた。ここのは写真がクリアでイメージしやすい。ここはドイツ語読めるとよりおもしろいだろうな。カレーソースも市販されているようで、いつか本場の味を食してみたいものだ。

« 昨日のうどん、今日のオクラ | トップページ | オリーブを摘む夕暮れ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: カレーソーセージ:

» ベルリンのストリート・フード♪【カリーヴルスト--Curry Wurst】 [湘 南 く い だ お れ ー]
★表参道で友達とランチの待ち合わせ。いい感じに店の前が日陰になっていたPRADAブティックの前で待つ。空を見上げたら、青空がもう秋の気配。通る風も気持ちいい。しかもこのあたりのショップ、すっかり秋ものがウィンドウに出ていて、ファーの帽子やTOPSがディスプレイされ...... [続きを読む]

« 昨日のうどん、今日のオクラ | トップページ | オリーブを摘む夕暮れ »

2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ