あこがれ
▼リラックスして行けるのは久しぶり、のような気がする。いつも少しだけ緊張して乗る電車に心軽くすわる。車窓からみる紅葉がちらほら。なかなか読み終われなかった本を読み続ける。お弁当はちかくにできたお総菜やさんで準備。
▼お弁当を食べ終わり少しして到着。まずは数年ぶりに劇場で映画を観る。前日にJINBOUで下調べしておいたお店に向かおうと思ったのだが、地上にでてみるともうそこは古本まつりまっさかり。そう今日からだったのだ! やった! 人混みの中、かきわけかきわけしながら本をみつくろう。
▼子どもの本コーナーではなんと70%オフが。こういう場所に一度来てみたかったの。いつか買おうと思っていた絵本4冊購入、1890円也。その他、古書店連合目録31号も入手した。書店の名前や目録をみているだけでいい気持ちになってしまう。
▼時間になり「亀も空を飛ぶ」を観る。子どもたちの総元締めの少年が元気よく走り回り、側近の少年らもかわいい。地雷で体の一部を失いながらも、その地雷を集めることで生計を助ける子どもたち。笑い、泣き、苦しみもがき――戦争はいつもいつも悲劇でしかない。
▼観てからもしばし周りを探索し、新古書で『かなしき女王』(フィオナ・マクラウド 松村みね子訳 沖積舎)を入手。ちくま文庫で出ることは知っているのだけど、解説は文庫と違う人(井村君江さん)なので、と自分にいいわけする。
▼そして今日のメインイベント先へ。時間ぎりぎりに到着し、挨拶を交わしてからいつものごとく(苦笑)名刺入れをみつけることができず、自分のは渡せずじまい。帰宅してから鞄をみると必ず入っているのだけど、その時だけ小人が隠しているとしか思えない、うぅ。楽しくおいしくおしゃべりしながら、お酒を飲み交わすのは至福。いっぱい歩いてのどが乾いていたので、最初は生ビール、次は黒龍という日本酒、次は太古の黒うさぎという焼酎を。お刺身、白子のポン酢、ぶり大根、やきとり、ししゃもなどなど食べて、最後はチョコパフェでしめる。民間療法でいろいろ得るところもあり有益な一夜でした。
▼それから泊めていただいたところで、あらためてワインを。すっごくおいしい赤ワインでくいくい飲みながら本の話や子どもの話でもりあがる。満ち足りた一日で、おなかポンポンのまま就寝。
私はBUNさんとすみさんに、ぶり大根をほぐして食べやすくしていただいたのをよく覚えています。いつもほぐす側なのに(BUNさんもそうでしょうが)、してもらえるのっていい気持ち~とお客さん気分を満喫してしまいました。BUNさんが主賓なのにすみませんー。
そうそう、私も教えていただいてあれから、学生さんたちの感想の方を読みにいきました。先生の日記にもあったんだーと読んできました。子どもがいっぱいでてくる映画で、だからこそ戦争の側面が見えてくる印象に残る映画でした。
投稿: さかな | 2005.11.04 10:13
へへ、楽しかったですね~。こうやって品目を書き出していただくと、そうそう、あれがおいしかった!なんてあらためて思ったりして。食べっぱなし、読みっぱなしにすると、失われるもののほうが多いんだわ。反省。
そうそう、「亀も空を飛ぶ」、やはりK原先生の10月10日だかの日記で紹介されていました。たまたま長男が寝坊して(^^;)休んだ日の授業の記録だったので、印象に残っていた……。いずれDVDになることを願おうっと。
投稿: BUN | 2005.11.03 08:28
そうなんです~。映画を観て、書店をまわりまくり、好みの本や絵本を入手し、おいしいお酒とおしゃべり、私にとって最高の贅沢です。しあわせ(^^)
投稿: さかな | 2005.11.01 20:11
おお、そうか、いらっしゃっていたんでしたね。
充実した一日だったようですね〜。
投稿: サカモト | 2005.11.01 10:19