紫の瞳

きれいな表紙に惹かれて、ちらりとのぞくだけの予定がおもしろくって、ついつい読み始めてしまったのが『ポイズン』(上・下 クリス・ウッディング 渡辺庸子訳 東京創元社)。中も挿画というか、ふちどりの絵がすごくきれいで、物語に華をそえている。まだ途中なので、帯の紹介を引用すると、
ポイズンは、父と継母と妹の4人で〈黒の湿地帯〉で暮らしていた。ある日怪物スケアクロウが幼い妹をさらい、かわりに妖精の取り替え子が残された。ポイズンは妖精王から妹を取り戻すべく、住み慣れた村をあとにする。
ここ数年、たっぷりファンタジーを読んでいると、なじみのあるストーリー展開かと懸念してしまうが、いまのところおもしろく読み進めている。登場人物たちの会話に静かな含蓄があり、それが心地よい。この作者の作品には『魔物を狩る少年』があり、こちらも今年の8月に出ている。
« HITOGOROSHI | トップページ | 寄り道 »
« HITOGOROSHI | トップページ | 寄り道 »


コメント