
おはなしを全部こがねの箱にしまっているという出だしに、子どもが「えー、だっていまお話しているのに、なんでなんで?」とびっくりしてひきこまれていきました。くも男が知恵をつかって、難問を3つといていく様子、そして最後の締めに子どもたちがまたも「えーっ」と。民話絵本は、3人それぞれに楽しむのが読んでいてもよく伝わってきます。
帰宅したつれあいにも「おとうさん、この話おもしろいんだよ。おはなしを全部もってる人がいるの。そして最後にまたくも男がでてくるの」と絵本を見せています。つれあいはさすがにその説明では「??」でしたが、私が説明すると「おもしろそうだね」とまんなかの子の頭をなでていました。
ぶなの木さん
これは読むより読んでもらうと楽しいでしょうね。そう言葉が独特でおもしろかった。これって原書ではどんな言葉になってるのかしらと思ったり。
偕成社の世界のむかし話シリーズ、おもしろそう。これはまだ入手できるんですね。むかし話はきりがないほど好きだわ。
投稿: さかな | 2005.12.14 13:24
「おはなしおはなし」はうちの学校での読み聞かせの定番です。「うさぎのみみはなぜながい」に似ていますが、私はどちらかというとこちらの方が好き。
「いりでい いりでい」などのアフリカっぽいリズム感のある言葉が好きなのです。
アフリカといえば偕成社の「大人と子どものための世界のむかし話」シリーズの「タンザニアのむかし話」の中にある「ゾウの夫婦とハエの夫婦」というお話がいかにもアフリカらしくて面白かったです。
投稿: ぶなの木 | 2005.12.14 01:00