▼昨日、今日と柔道の練習で夜が軽めになるので、朝ご飯をゆっくりといつもより少し多めに。
▼昨日は、五分つきご飯、豚汁、目玉焼き、ウィンナー、グリーンリーフとコーンのサラダ。グリーンリーフのパリパリした食感がおいしかった。
▼今朝は、五分つきご飯、みそ汁(人参、さといも、たけのこ、きくらげ)、焼き魚(鮭)、大根の塩もみ、海苔入り卵焼き、かまぼこ、湯豆腐(おとなだけ生姜のすりおろし付き)、いくらちょびっと。
▼昨日、雪がすこしやんだのをみはからって、えいやっと書店と図書館に行った。12日に締切がせまっているもの用に、図書館で子どもたちの分も含めて30冊ほど借りる。書店では子どもたちに雑誌を1冊ずつ、ちびちゃんにはまたパズルを買ってしまった。雑誌「考える人」冬号、「男の隠れ家」2月号、「ミステリマガジン」2月号を求める。
▼雑誌はどれも1冊しか残っていなかったので、迷わずレジへ。「考える人」ではパッと開いた時に須賀敦子さんについて書かれている記事が出たので。全部読んでいないけれど、よかったのは平松洋子さんの連載で、今回は「今日は何も食べたくない」。そんな時に本当に“ひと手間”だけ、鍋も絶対ひとつだけ使ってつくるものとして、「湯豆腐」があったので、今朝はまねっこしてそれにしたのだ。
豆腐を鍋に張った湯のなかに放ち、静かに火を通す。ゆらりと動いたらできあがり。
食べ物の撮影は日置武晴さん。この方の食べ物写真はそれはおいしそうで美しく安心できる。
▼「男の隠れ家」はなんといっても“156人の384冊”という文字に惹かれて。2005年に読んだ本の中で最も印象的だったものと、今まで最も面白かった本、気に入っている読書の空間がそれぞれ紹介されている。それ以外にも杉江松恋さんと大森望さんによる「古今東西名作ミステリーへの招待」もおもしろい。只見の「たもかぶ 本の街」も紹介されていた。ここのところの豪雪で、只見の積雪も3m近いものになっているらしい。近くて遠い只見。あと、各新刊書店の「自慢の棚」も写真で棚が紹介されているので、疑似リアル書店気分を味わえる。
▼今まで最も面白かった本として、翻訳家の工藤幸雄さんがドーデーの『タルタラン・ドタラスコン』と『風車小屋だより』(いずれも岩波文庫)をあげていた。前者は今年2月に復刊予定のよう。
▼印象的な本としてあげられていたもので、興味をもった、とりあえずの2冊はこちら。『北原白秋』は新聞かなにかで著者が評伝を書くのに非常に苦労したという談話を読み、それも記憶に残っていたので。もう1冊は、また風邪をぶりかえしているので、動物たちの健康法を参考にしたくて、です。
▼「ミステリマガジン」はお目当ての短編を。「電話ゲーム」(ウィリアム・トレヴァー●宇丹貴代美訳)は結婚前夜、双方の列席者を集めてパーティを開くふたり。そこでゲームが行われる。電話ゲームは、どこの誰とも知らない相手と会話を長引かせること、トニーの番がやってきた……。ふふふ。結婚前夜というシチュエーションとこのゲームがおもしろい空気を生んでいて、ラストににんまりしてしまった。口に出すのを思いとどまった言葉はいつか出てくるのかしらん。
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