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2006.01.29

知るを楽しむ

▼NHKの知るを楽しむテキストはときどき興味をもつものを入手している。2月3月の私のこだわり人物伝では、細川護煕氏が目利きの肖像としての白洲正子氏を語り、吉増剛造氏が詩人の魂として柳田国男氏について語っている。

▼ゆかりのある人との対談や豊富な写真もあり、番組を見られなくてもテキストを読むだけでも楽しい。白洲正子氏がいかにして目利きになっていったか、自身の著作を読んでもわかるだろうが実際に交流のあった細川氏からの視点も興味深い。

▼詩人としての民俗学として語る吉増氏も、これほどの思い入れがあったのかと読みごたえがあった。ここから他の本を読む楽しみも広がりそう。

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