子どもたちが寝ている部屋は暗くして、私は隣の居間から昔話を読む。昨日は『昔話百選』の中から「瓜姫コ」を。桃太郎の女の子版の出だしに子どもたちが、布団の中で「ももたろうみたいだなぁ」と言っている。
今晩は「だんなも、だんなも、大だんなさま」を読む。ひとつ文章を読むたびに布団の中で笑いころげる子どもたち。おもしろい昔話はちっとも眠りを誘わないといつも思う。つれあいも聞くともなしに聞いていてふきだしていた。
この昔話を訳した石井桃子さんは、先月で99歳になられた。いつまでも現役の仕事には感嘆する。
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