かがくのとも
福音館の月刊誌が新年度になっています。月刊「かがくのとも」4月号は「みつけたよ さわったよ にわのむし」(澤口たまみ ぶん/田中清代 え)を買いました。
田中清代さんの絵は、「みずたまのチワワ」以来、好きで追っかけるように読んでいます。月刊誌のお仕事は多数されているイメージでしたが、「かがくのとも」は初めてだそうです。うえきばちをひっくりかえした女の子が、その下にいるダンゴムシを見つけたことから、お母さんと2人で、庭にいる虫さがしが始まります。お母さんが子どもの頃によくさわっていた虫たちを、今度は娘に教えます。虫の絵はもちろん、女の子のそばにいるネコの毛並みもしっかりと美しく、聞いていたわが家の子どもたちも、「この虫知ってる」「ネコもかわいいねー」と楽しそうに聞いていました。
ここ数年はダンゴムシなど、写真絵本で大きくきれいに撮られていて、図鑑のような楽しみもありますが、この絵本のように丁寧に描かれた絵で虫をながめるのもまた、おもしろく興味をそそられます。澤口さんの文章も読みやすく、お母さんと女の子のやりとりのストーリーとは別に、一匹一匹の虫についても短い説明をいれ、大人が読んでもへぇと思う実に知識を仕入れることができます。
ところで、アマゾンさんでは福音館の月刊誌すべて買えるようになっていてびっくり。それと今日の発見は、福音館のシリーズ名の「こどものとも傑作集」も「こどものとも絵本」に変更し、『おおきなかぶ』など15点を皮切りに新規製版するそうです。あたらしくつくられた“子どもの本ブログ”のここやここ に説明が書かれています。
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