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2007.07.16

あちこち

「考える人」の特集“続・クラシック音楽と本さえあれば”を読んでいたら、無性に『モーツァルトの手紙』が読みたくなり、いま読んでいる。音楽に詳しいわけではないけれど、子どもの頃8年ほどピアノを習っていて、弾くのが楽しかったのはモーツァルトのピアノソナタだった。奔放で自由で生き生きしている手紙を読んでいると、こちらまで楽しい気持ちになる。しかし、こんなにもスの人だったとは、今回はじめて知りました。

合間に『懐かしい人たち』も、ちまちま読む。「石川淳氏との一夜」での最後の2行が胸にしみる。

ベルジュイスの古い絵本『えかきさんとことり』がリクエストしていた県立図書館から届いた。長谷川四郎訳。これもよかった。

考える人 2007年 08月号 [雑誌]  

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コメント

ふじもとさま

ほんとにほんとにスゴイですね。病気も半端じゃないくらい大病を患いながら、こういう治療で大丈夫なのだろうかというくらいの手当で快復して旅を続ける。地図を見ているだけでも途方もない距離を移動し、曲をつくり、演奏もして。
はぁ、でも、現代のハタチのピアニストさまも、すさまじいのですね。才能ある人は体力も気力でもちあわせているのでしょうか。すごいなぁ。
某所でもオススメ本ありがとうございます。メモメモ。『王様と私』、おもしろそう!

モーツァルトなどの日記や書簡種を読むと、むかしの人って、いまとは生活のリズムが全然ちがっていたはずなのに、若いうちからあれだけ凝縮された創作活動をして、そのあいまに馬車での長い旅を年中していたり、華やかな社交生活を営んだり、なおかつ家族を大切にして、スゴイというか、想像もできないなあと思います。まあでも、昨日会ってきたフランス人の男の子(ピアニスト。まだハタチそこそこ)のスケジュール表を見て、年内はほとんど休みなしに世界中を飛びまわるその暮らしぶりに、くらくら~と目眩をおぼえたワタクシ。ぶはー。

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