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2007年8月

2007.08.30

美術館めぐり

 雑誌「芸術新潮」9月号の特集はニューヨーク 美術館をめぐる冒険。読みごたえ、見ごたえたっぷり。大判見開きたっぷりに展開される、美しい写真の数々。読みふけりました。紹介している美術館は、メトロポリタン美術館、クロイスターズ、ニューヨーク近代美術館、グッゲンハイム美術館、フリック・コレクション、モーガン図書館&美術館、ノイエ・ギャラリー、アメリカン・フォーク・アート美術館、マダム・タッソー館、ブルックリン美術館、ノグチ美術館、クイーンズ美術館、P.S.1、ディア・ビーコン。

 フリック・コレクション、モーガン図書館&美術館のページは何度見ても飽きません。美しい~。

 あとおもしろいのは、カニグズバーグの『クローディアの秘密』をモデルに、メトロポリタン美術館を探検していく特集もよかった。クローディアとジェイミーのかわりにモデルとなっている少女と少年がいい感じ。クローディアたちが選んだベッドは、撮影時に展示されていなかったようですが、メトロポリタン美術館のベッドコレクションの一部が紹介されていて、こちらも素敵。いつかリアルに訪れてみたい。そういえば、メトロポリタン美術館編集の本も美しいのを思い出した。

芸術新潮 2007年 09月号 [雑誌]  Baby Loves

2007.08.29

ホールドアップ

 うれしい情報をいただきました。
 以前ここに書いた、『ブック・アートの世界』の本で紹介されていた、キース・ゴダードの"Holdup"という写真絵本が、京都の恵文社にデッドストックで入荷予定[Link]とのことです。さっそく予約をいれました。届くのが楽しみです。

 "Holdup"では、それぞれの指が実物大で撮影され、年齢も人種もさまざまな指がリアルに紙面に置かれています。そして指たちが会話を交わすのです、読者もまきこんで。

 鑑賞者参加の考えを全面に出した美術作品や読者参加の絵本は最近では非常に多くみられるようになった。しかし、ブルーノ・ムナーリの先例をあるにしても、この絵本が作られた一九八〇年ではまだまだ実験的といえ、キース・ゴダードとエメット・ウィリアムスの挑戦する意気込みを感じる。(『ブック・アートの世界』より 中川素子)

 この写真絵本の作者名はキース・ゴダードとエメット・ウィリアムスの連名で、役割をどのようにしたかの記述はないそうです。。ただ記述はないものの、キース・ゴダードが2年の年月をかけて指の写真をとり、エメット・ウィリアムスが言葉をつけたと、『ブック・アートの世界』では書かれていました。

 書店の方によると「会話の面白さもさることながら、実物を見ると非常に洗練された美しい本」とオススメしてくださっています。貴重なデッドストック、興味をもたれた方はぜひ早めの予約を!

ブック・アートの世界―絵本からインスタレーションまで Billiamsholdup_4

 

2007.08.23

ごはん

 昨日の夕ごはんは、鶏の大根おろし煮[Link]、ポテトサラダ、きゅうりの浅漬け、おみそ汁(焼きなすと茗荷)。オルチョマヨネーズを初めてつかってつくったポテトサラダは、オルチョの香りたっぷりのリッチな味になりました。オイスターが隠し味というレシピでつくったのですが、オルチョが勝ったお味。鶏の大根おろし煮は、数日前にメルマガで紹介されていたもので、確かにごはんにあう味です。

 今日のお昼は、冷蔵庫すっきりレシピで、冷や麦の塩やきそば風やひじきの煮物を具にしたお好み焼き。和物もあうので、残り物が増えてくるとこれをつくります。

 夕ごはんは、青椒牛肉絲、雷こんにゃく、五分付きごはん、スライスオニオンとくずし豆腐のサラダ、まいたけとオクラのお吸い物。

 雑誌「飛ぶ教室」の夏号(1か月前くらいに出たもの)を読む。特集は動物園へ行こうで、すっかり名物動物園となった旭山動物園の誌上ツアーが展開されています。写真どれもいいなー。本題ではないのですが、裏表紙の広告が秀逸! 特集にあわせた広告らしくない、だからこそ印象に残るナイスなものです。

 「飛ぶ教室」も再出発した最初は以前でていた「飛ぶ教室」をなぞるように思えてしかたなかったのですが、どんどん独自色がでてきていい感じな雑誌になってます。

 上條さなえさんのエッセイがよかった。「十歳の日の私の学校」と題され自分にとって当時の学校は「学校が他人との競争の場ではなく、個人そのものの内面との闘いの場」と書かれているのに共感。

2007.08.22

ネズミの怖いもの

Little Mouse's Big Book of Fears

Emily Gravett の新刊絵本"Little Mouse's Big Book of Fears"!

Gravettお得意の、コラージュと紙遊びを多用した立体感あるページがたっぷり。ネズミの怖いモノ大全のような感じで、さまざまな恐怖症を専門的っぽい雰囲気のページに、なるほどなるほどとうなずかせてくれます。表紙から裏表紙まで、読むたびに小さな発見があり、読み飽きません。

子どもに読んだら、何かが本当に貼り付けてあるのではと、どのページも指で何度もさわって確認していました。みんなのお気に入りページは、地図のところ。いやホントよくできています。

2007.08.21

気になる新刊

                                                                                          

2007.08.20

ふたたび暑い

 時折、強い夕立がふり、打ち水のようにスッキリと思うまもなくまたじりじり暑くなり、ふぅ。体力がしぼりとられるような気がするほどです(大げさ)。

 朝は海苔つくだにと梅干しとごはん。昼は、ズッキーニとモロッコいんげんとトマトのパスタ。夜は五分付きごはん、おみそ汁(じゃがいも、みょうが)、玉ねぎのチヂミ風、ひじきの煮物、甘酢しょうが。

 初めて読む作家の本を一冊と、『檸檬のころ』を読了。

2007.08.19

変則的な週末

 上のお兄ちゃんたちは柔道の合宿。充実し、なおかつ楽しかったという。おつかれさま。翌日は湖水浴もでき、みなマックロになって帰宅した。

 その間、私はちびちゃんとデート三昧。今日は博物館で縄文時代を堪能しました。ちびちゃんがこれほど、竪穴式住居に興味を持つとは想像していませんでした。

 『越境の時』読了。本編を読み終わり、ふと思ったことがちゃんとあとがきに書かれていた。

2007.08.17

ごはん

 ふぅ、ようやく気温下がる。湿気はあるが、それでも、首タオルをしないで過ごせた一日。子どもたちは外で遊べず、エネルギーをもんもんとさせていたが、ときどきアイスでごまかす。

 昼ご飯はオムレツと牛乳。夕ごはんは、五分付きごはん、みそ汁(豆腐となめことみょうが)、カニのクリームコロッケ(by 生活クラブ)、野菜サラダ(サニーレタス、きゅうり、ツナ)、モロッコ隠元のオルチョ温サラダ。

 昨夜から本読み熱中。マスト本以外に、『故郷』をいまさならながらに読了。いやぁ、よかった。

2007.08.16

暑いという言葉しか出てこない

 近場で友人家族と例年のキャンプ。ゆるゆるなので、大人は子どもたちのおなかを適宜満たしつつ、ビールを飲んだり、野菜をつまんだり。ここ数年来の暑さで、いつもは夕方から風が強くなるのに、それもなく、ひたすら暑い。夜中になり少しはましになったものの、風がないせいか、大人も子どもも蚊にさされまくり。
 活さざえや帆立を炭で焼いて食べたのはうまかったぁ。とうもろこしや、トマト、きゅうりなど夏野菜はどれもおいしく、いっぱいおしゃべりして、おなかも心も満たされました。
 子どもたちも、こっそり夜中にきもだめしをしたりして、また来年もキャンプしよう!と早くも心は一年後に向かってます。

 一日ぶりの家ごはんは、あっさりとまぐろ丼。絹豆腐をさいの目に切り、ごはん、きざみのり、豆腐、まぐろ、きざみのりの順に、ポン酢をかけてできあがり。大人はわさびをつけて。赤玉ねぎのスライスをかつおぶしをかけてサラダ風に。おみそ汁は、みょうが、おくら、笹かまぼこ。

 

2007.08.13

とにかく暑い

 気持ちよいくらい汗の流れる日々。庭のビニールプールの水もすぐぬるくなってしまい、子どもたちも毎日たっぷりの汗をかきながら、水遊びやらキャッチボールやらを。
 汗と正比例するようになくなる麦茶の補充に、せっせとわかしては冷まし、わかしては冷ましと同じことの繰り返しの夏です。もうひとつの繰り返しは蚊取り線香の補充。煙がなくなると、すぐさまプーンとやってきては、刺しまくります。蜂の巣もすぐできるし、庭には蜂がブンブン飛び回っているため、刺激しないよう静かに静かに。

 1日早く、課題本+αを書き上げて送信。ほっ。

 リンドグレーンの『遊んで 遊んで』を繰り返し読んでいる。石井登志子さんの訳はリンドグレーンを語るのにぴったりだと思う。

 

2007.08.10

すごい恐竜絵本

小田隆著
ポプラ社
ISBN 978-4-591-09812-7
本体1500円+税


 夏休みほぼ折り返し。今日はサプライズプレゼントで、子どもに『アパトサウルス』を購入。地元の小さな書店にあるのを見つけ、小躍りしてレジに向かった。
 刊行されたのは2か月前の6月。作成の様子も、著者ブログ「鴉工房」で見ていたので、夏まで我慢して長い休みに子どもとゆっくり読もうと思っていたのだ。
 すごい! すばらしく美しく優雅でどう猛な恐竜が大判絵本の中で息づいている。子どもたちも「すげー! かっこいいー!」とボキャブラリーの貧困さをさらけだすようだが、すごく楽しんで見入っていた。これから何度も何度も読み返すであろう絵本。いい買い物でした。

2007.08.09

気になる新刊

           

2007.08.08

立秋

 おさんどん、おさんどんの日々、上の子は「ぼくは、食べることが好きなんだ」と言う。でも彼にリクエストを聞くと「ラーメンかカレーか、おすしかおでん」という、食のステレオタイプ(?)的返事ばかり。で、お昼はたっての願いでカップラーメン。カウントダウンして食べていた子どもたちよ。はぁ。つれあいは「カップラーメンが珍しいからだべ」と言う。

 夕ごはんは、タコのペペロンチーヌ風。五分つきごはん。焼きなすと隠元と茗荷のおみそ汁、きゅうりと春雨とツナのサラダ、水餃子。久しぶりにつれあいも夕食を一緒にとれた。まんなかの子が「家族みんなでごはんを食べるの久しぶりだねぇ」としみじみするが、それほどでもない、かな。

 今日読んだ本はすっごくよくて、寝不足だったけれど眠くならずに2冊読了。おもしろい本は活力になる。

 新潮文庫新刊の島尾敏雄『出発は遂に訪れず』(改版)を、文庫だし、新潮社だしこれくらいは地元の書店にあるのではないかと思ったけれどなかった。クレストの新刊なんてもちろんない。言ってもしょうがないけど、さみしい。注文じゃなくて、手にとってレジに向かいたいだけなのだけれど。

 

2007.08.07

ふだんの生活

 便利な庭から、今日は胡瓜を2本収穫。お昼にとって、すぐさま昼ご飯の食材に。冷や麦ゆでて、生活クラブのポンしゃぶのたれにごま油をたらしてタレにしたもので冷やし中華風に。具材は胡瓜とトマトと錦糸卵にツナ。子どもたちにも好評でした。

 夕ごはんは、豆腐と枝豆と茗荷のお吸い物、五分付きごはん、胡瓜のゆかりあえ、ししゃも、オクラ、じゃがいものミルク揚げ。お吸い物の残り物枝豆少し。子どもたちは枝豆大好きで、少ない量を取り合うように食べていました。ミルク揚げも好物なので喜んで。

 上の子は日々、「ドリトル先生」シリーズを数年越しで読んでいて、ようやくゴールが見えてきた(残り2冊か3冊?)よう。まんなかの子は夏休みにカールソンくんシリーズを読んでいる。とはいえ、1冊読めるかどうかだろうなぁ。ちびちゃんはせっせと絵本をながめている。とうとう(?)ひらがなが少し読めるようになってきたのだが、もっぱら自分語で読んだり、お兄ちゃんに読んでもらったり、自分で読んだり。お気に入りのジーニーシリーズやマーメイドガールズシリーズに加え、絵本の『フェアリーショッピング』も最近のお気に入り。

 

     

2007.08.06

moo

 ポストにロイヤルメールが届き、もうが届いたのだろうかと思ったのだが、本にしては小さい。開けてみると、以前応募した aboutmeのMiniCard! うれしいな。写真を上手に撮れるともっと楽しめそうなカードだと思う。そういえば、これに応募したくて、やりかけて頓挫していたaboutmeをきちんと設定したのでした。おかげでミニブログの気分転換も知りました。

 なかなか本が読み進まず。この一週間が勝負時なのでがんばらねば。おー!

 とか言いながら気分転換ばかり。雑誌「Pen」の特集がコミックものでおもしろくパラパラながめてしまう。

Pen (ペン) 2007年 8/15号 [雑誌]
阪急コミュニケーションズ (2007/08/01)

 ちびちゃんを迎えに行った時、久しぶりに絵本を読んできた。本好きの男の子2人と帰りが重なり、棚からもってきた絵本が私の好みだったということもあり。『3人のちいさな人魚』(デニス・トレとアンドレ・トレえとぶん 麻生九美訳 評論社)は、歌のへたっぴな3人の人魚がくりひろげるユーモアたっぷりなお話。くすくす笑いながら聞いていた男の子たちとちびちゃんです。

 夕ごはんは、酢豚、卵サラダ、オクラともずくのおみそ汁、たくわん、五分付きごはん。以前「きょうの料理」に載っていた、薄切り肉を丸めて揚げてつくる酢豚レシピでつくってみました。たしかにこれだとすぐ火が通って便利。上のお兄ちゃん2人は、肉を好み、ちびちゃんは、おみそ汁のもずくを「これ、すきなんだよね」ともくもく食べてました。

2007.08.03

半分

 夏休みとはいえ、週末がくるとほっとする。
 上の子は明日はひとりで団体旅行に参加しての小旅行。
 リュックの中に肝心なものはなにひとつ入っていないぜ、おい。と言ってみたくなる。で、言ってもみるが、「あ!」で終わる。

 まんなかの子は太っ腹で、お兄ちゃんのお小遣い(旅行用)をぼくのお小遣いからあげてと言うのだが、彼のお小遣いだって限りがある。でもって、明日のお昼は僕がおごるから、ハンバーガーでも食べようと言う。そんなにないのだけどね。

 ちびちゃんは、「選びごっこしよう!」と誘ってくれた。顔の輪郭、目、口、首、足など、それぞれを数種類の絵を描いて選びながら、女の子を描くというもの。「おかあさん、子どもの頃これやったことある?」と聞いてくるので、びっくり。確かにやったことあるなぁ。なつかしく一緒に楽しみました。できあがった絵をみて「おかあさん、かわいくできたねぇ」とほめられ、にっこり。親ばかですみません。

 

2007.08.02

おさんどん

 朝ごはんはたいてい、海苔に梅干し、卵焼き(or目玉焼き)、ウィンナー、納豆などなどのローテンションで食べているのですが、子どもたちにプチブームは納豆に砂糖をいれること。「おかあさんは子どもの頃、納豆に砂糖をいれていたんだよ」と教えたら、すぐにマネしはじめ、「なかなかうまい!」と好評なのです。大人になりすっかり砂糖納豆からごぶさたしていたのに、私も久々に食べました。こんな味だったのねぇ。

 昼ごはん、今日はニラ焼き。「クウネル」で以前「舟焼き」と伝言レシピで掲載されていて、たぶん同じもの。別名があることを知りました。小麦粉を水でといて、塩をぱらり。ニラとじゃこたっぷりいれて焼くというシンプルなもので、すぐできるのが助かります。ポン酢とラー油で食す。これは私の好物なのですが、子どもたちも好きです。

 夕ごはん、すっごく暑い日だったのに、なぜか根菜ごろごろっと食べたくて(?)シチュー。それとゆで卵ときゅうりのサラダ。庭から自然に生えてきたありがたいきゅうりです。子どもらは「便利な庭だね」と言っています。汗たっぷりかきながら食べるシチューもうまいもの。麦茶をわかしてもすぐなくなるこのごろです。

 明日は何をつくろうかな。

2007.08.01

気になる新刊

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