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2007.12.02

あれそれ

 あれをやろう、これをやろう、それをしなくてはと思いながらの日々だけれど、週末はしなくてはいけないことを減らしている。週があけると、また、あれこれそれをしようと思う。

 図書館で借りた絵本を読みきれなかった時は、子どもにどれがおもしろかったか聞き、おもしろいと言った本だけは読んで返す。今日はリクエスト本がきているという連絡を受け、しかし新しい本を借りるためには、今の本を返さなくてはムリなので、まとめて絵本だけをががっと読む。何冊かは子どもに読みながら。その時も、全部読んでいた上の子が、それはおもしろくない、これはよかったと、教えてくれる。いったいいつ全部読んでいるのだろう。助かりまする。

 「図書」や「ちくま」も届いた。「図書」では、鶴見俊輔氏が川上弘美氏の文体について書いていた文章がおもしろかった。川上氏が自意識について思い悩まなくなった経緯を書いた文章を雑誌で読んだ鶴見氏が「自分を超える道だけでなく、自己を保つ道が語られている」と。自己を保つ、なるほど。

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コメント

上野さん、

 いえいえ~。私自身も読みたいと思ったことなので、楽しかったです!!

 川上さんの文体に興味をよせるひとは、鶴見さんだけではないんだろうなあと思いながら読んだ一文でもあります。変わらずに、もちつづける自己というものを意識しますよね。

お忙しいときに、よけいなことまでお願いしちゃって、すみませんでした。おかげさまで、とても助かりました。
「自分を超える道だけでなく、自己を保つ道が語られている」というのは、とても含みのある言葉ですね。

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